challenger20

文学部

松浦善満ゼミ
現場に飛び出して、教育の真実を覗く。
ゼミ合宿で広がる親睦の輪

2016.10.12ゼミ合宿で広がる親睦の輪

文学部 松浦善満ゼミ

今年度の夏季休暇中に、私たち松浦ゼミは石川県にて合宿を実施しました。


合宿のメインであるゼミ発表において、3回生は「教師の多忙」、「不登校」、「いじめ」といった3つの教育課題に分かれ、フィールドワークに向けた事前学習(主に研究の方向性の決定と先行研究の学習)の成果を発表しました。先生や4回生の先輩方が積極的に質問や指摘、アドバイスをしてくださり、研究のテーマや方向性が明確になり、いくつかの課題も再確認することができました。


例えばこんなアドバイスを頂戴しています。

  • 「『教師の多忙化』のテーマでは、教員の生活の中で何を基準に多忙になるのか線引きが難しい。」
  • 「『不登校』では、実体験を聞くこと(以前から検討していたのは不登校となっている子どもたちに話を聞く)は困難ではないか。」
  • 「『いじめ』は、他国のいじめ対策とも比較すると、日本国内でも参考になる点が見つかるのではないか。」


今回の合宿では4回生による卒業論文の研究発表もありました。4回生の研究の中には、私達3回生の研究に関連する内容を取り扱った研究もあり、資料や研究の進め方など参考になりました。
発表の後には、ゼミ生、教員そろってのバーベキューを実施し、親睦を深めることができました。4回生のみなさんからは、研究方法や就職活動、教職課程取得におけるアドバイスなどを教えていただき、皆良い刺激になりました。


後期からは、合宿にて得ることができた先輩とのつながりやアドバイス、課題をもとに、それぞれの研究をより深いものにし、フィールドワーク調査をすすめていきます。


藤田 賀奈子(京都府立莵道高等学校卒業)