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政策学部

村田和代ゼミ
コミュニケーションから多様な人々の共生を実現する。
商店街の国際化-外国人観光客に突撃インタビュー

2016.08.26商店街の国際化-外国人観光客に突撃インタビュー

政策学部 村田和代ゼミ

和代ゼミ第2回記事は商店街の国際化の取り組みについてご紹介いたします。
私たちの通う龍谷大学深草キャンパスの近くには伏見稲荷大社があります。そこから少し南に移動すると竜馬通りや日本酒の酒蔵があります。しかし、外国人観光客の足は伏見稲荷大社で止まっていて、桃山地区をなかなか訪れることはありません。そんな問題を知った私たちは、桃山地区にある大手筋商店街の国際化をはかろうと立ち上がりました。

まず私たちは、外国人観光客が何を求めて日本に来ているかを知ろうと考え、5月から1ヶ月の間、伏見稲荷大社にて外国人観光客にインタビューを行いました。そのインタビューでは、ゼミ生が男女ペアとなり日本の商店街や、日本酒は好きか、などのことを聞きました。使用する言語はもちろん全て英語です。
今回のインタビューで知ることができたことはまちに英語表記が少ないこと、Wi-Fi環境が整っていないこと、主に電車を使って移動していることなどです。また、伏見稲荷大社以南に日本酒の有名なところがあると話しても「初めて聞いたよ」といった反応が多く見られました。

このインタビューを通して、貴重な意見を多く聞くことができました。しかし、それだけでなく日本の挨拶を外国人観光客に教えたり、アニメなどの日本の文化を通して交流することができゼミ生全員にとってよい海外交流の経験ができました。
今後は和代ゼミ2期生となる2年生を新たに加え、今回得られた意見を軸に伏見稲荷大社以南にある大手筋商店街の国際化に取り組んでいきます。次回の記事は話題を変え、私たちのもう一つのトピックである地域方言をめぐる多世代交流についてお伝えします。


丹羽 瑞希(大阪市立咲くやこの花高等学校演劇科卒業)