2016.09.16多様な人々の共生の実現-JICA研修生との交流-
政策学部 村田和代ゼミ
今回は番外編「多様な人々の共生の実現」をテーマに、先日行ったJICA研修生との交流をお伝えします。
龍谷大学の政策学部では6月下旬から8月上旬までJICA研修を行っていました。
この研修は参加型地域開発の研究を目的としたもので、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど十か国以上もの方々が参加しています。そんなみなさんに少しでも日本文化を体験してもらうために、私たちは龍谷大学町家キャンパスにて交流会を開催しました。
交流会では、日本の遊び体験、おにぎりづくりを行いました。
まず、日本の遊び体験では、けん玉班・折り紙班・福笑い班・日本語班の4つに分かれてそれぞれを体験してもらいました。
日本語班の活動では、初めて聞く日本語を何度も口にして覚えたり、実際に筆ペンで書く際は書き順が分からなくて苦戦している方もいました。
次に、おにぎりづくりでは町屋キャンパスにある竈を実際に使用して米を炊き、おにぎりを握ってもらいました。私たちは、漬物など日本のおにぎりの一般的な具を用意していました。しかし、彼らはカレーやドライマンゴー、チリパウダーなど自国を代表するものを用意していて様々な味を楽しんでいました。それはまさに、日本と異文化のコラボレーションでした。
遊び体験もおにぎりづくりも楽しんでいただくことができ、交流会は大成功に終わりました。日本のことを体験してもらうだけでなく、私たちも一日でこんなにも多くの国の方々と話ができ、食を通じて文化に触れ、理解することができました。素敵な時間を共にできたことに心から感謝します。
多様な人々の共生の実現の為には異文化を理解することは非常に大切です。
今、私たちが取り組んでいる活動の一つである商店街の国際化にも活かすことができます。
より広いグローバルな視点をもってこれからも活動を進めていきます。
次回は夏のゼミ合宿についてお伝えします。
畑中 彩香(大阪市立高等学校英語科卒業)