2018.08.07観察・記録能力の習得講座
短期大学部 阪口春彦ゼミ
2018年7月21日に私たちは「観察・記録能力の習得講座」を受講しました。
本講座の目的は夏休み期間に行われる国際福祉実習での記録の書き方を習得することです。記録の書き方の説明を聞いているだけでは分かりにくいため、ゲームを行いその経験を実際に記録にまとめました。
そのゲームでは、3名のグループを作り、メンバー全員に一枚ずつ白紙が配布されます。それを4枚に破りグループの代表が集めてシャッフルしてメンバーに配りなおします。開始の合図とともに、各グループのメンバー間で紙切れを交換しながら、各自が4角形を再現するというものです。ルールとしてはしゃべってはならないということと紙切れをメンバーに要求してはならないが自分からメンバーに紙切れを差し出すことは可能ということで、早く4角形を再現できたグループの勝ちです。
単純なようですがこれが難しく、思うよりもうまくいきませんでした。このゲームをとおして相手が何を求めているかを察知し、自分のことだけではなく、周りにも気を配るという力が大切だということに気づかされました。
最後に、ゲームの様子や反省点などをまとめた一人ひとりの記録を担当教員に添削していただき、記録を書く際のポイントを教えていただきました。
今回の講座で学んだことを活かして、これから行われる国際福祉実習をより良いものにしていきます。
加山 梨花(和歌山県紀の川市立粉河高校卒業)