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短期大学部

阪口春彦ゼミ
世界を変えられる自分に変わる。
インドネシアでの国際福祉実習

2019.03.29インドネシアでの国際福祉実習

短期大学部 阪口春彦ゼミ

夏休みの1ヶ月間、インドネシアで日本語教育、異文化交流を行う実習を行いました。
1日に2回、日本語の授業を英語で行いました。現地の人々は公用語であるインドネシア語と、日本でいう方言のような“ジャワ語”を日常で使っています。生徒たち全員が英語を理解できるわけではないため、インドネシア語しか話せない生徒には、英語が分かる生徒の通訳を通して、授業内容を理解してもらえるよう努力しました。私も生徒たちも共に母国語が英語ではないため、互いに伝えたいことを共有することに苦労しました。しかし、生徒たちや先生方の明るさと温かさがいつも私を救ってくれて、実習が苦になることは1度もありませんでした。

現地での生活はというと、1日に5回、お祈りの時間には、その周辺からコーランを読唱する音が聞こえてきたり、お湯の出ないシャワーを浴びたり、私にとっては非日常的な生活環境でしたが3日ほどで慣れました。授業に向けての準備や、授業中に私自身の知識や語学力不足で苦労することはありましたが、生徒たちや先生方とコミュニケーションを取り、多くの人に支えられ、助けてもらい無事に実習を終えることができました。何もかもが新鮮なインドネシアでの実習は、私の将来にも繋がる貴重な経験になりました。

これからも日本語教育の勉強を継続し、力をつけて再度訪れたいと思います。

野口 和香(鹿児島県立加治木高校卒業)