challenger38

社会学部

社会学部 社会共生実習(田村公江ゼミ)
「子どもの権利」が当たり前な社会を創ろう。
第29回かんちゃんホットルーム「いろんな国の遊びを体験しよう」

2018.07.27第29回かんちゃんホットルーム「いろんな国の遊びを体験しよう」

社会学部 社会共生実習(田村公江ゼミ)

私たちは、「かんちゃんホットルーム」の運営スタッフをしています。
「かんちゃんホットルーム」とは
○1~2か月に一回のペースで開催される、「お楽しみ会+子ども食堂」のことです。
○参加者は子どもや地域の人です。
○主催者は佐子完十郎さん(愛称:かんちゃん)です。高校の先生を退職してから、若者・子どもの支援をしています。
○開催場所は滋賀県近江八幡市安土町の地域スペースです。 

主催者である佐子さんは、子どもたちに「そこに行ったら安心して過ごせる」と思ってもらえる場所にしたいと思っているそうです。また、多文化交流もできるように毎回、異文化に触れられるイベントや食べ物を提供しています。たとえば、第28回(4月22日開催)では、ブラジルの遊び「ペテッカ」を楽しみ、イタリア料理「ニョッキ」を作りました。

「第29回かんちゃんホットルーム」は以下のように開催されました。
日時:6月2日(土)、10:30~13:00(受付10:00~)
場所:安土コミュニティセンターのホール
参加者:地域の子ども、大人合わせて50人くらい
食事:タコライス
ホールには6種類の遊び(こま・けん玉・紙風船・ビー玉ゲーム・お手玉・だるま落とし)のブースが作ってあり、それぞれの遊びの名人がいて遊び方を教えてくれます。学生スタッフは遊びのフォロー係です。

最近の子どもは、こんなふうにみんなで遊ぶ機会や、外国の文化に触れる機会が少ないです。私たち学生スタッフが遊びをフォローしたり、子ども同士をつないであげたりすることで、それが楽しいことだと子どもたちに気づいてもらうことができました。私たちは、子どもを支援する活動を通じて、「子どもの権利」を社会に広めたいと考えています。「かんちゃんホットルーム」で子どもたちと関わることは、私たちにとって貴重な経験です。いずれは子どもの権利について、分かりやすい言葉で子どもに伝えていけたらと思っています。

奥村 遥(京都府立鳥羽高校卒業)