Features

大宮キャンパス

「つどい、つながり、つむぐ」
新校舎「黎明館」を軸に
地域社会とのつながりの場を生み出す。

大宮キャンパスの革新において重要な意義を担う施設が、2025年4月に新設予定の「黎明館 ( れいめいかん )」です。「黎明」とは夜明けのことであり、ものごとの始まりを意味します。七条大宮の北西、七条通沿いに建設する同校舎には、大学施設として教室や 研究室、臨床心理相談室( 大人と子どものこころのクリニック) などを配置。また、付属平安中高施設として図書室や自習スペース、食堂を含むコミュニケーションスペースを配置します。 このように同一校舎を大学と付属平安中高で共用し、ともに学ぶ空間をデザインすることは、全国的にもきわめて稀であり大きな特長です。学校法人龍谷大学だからこそ実現できる「中高大連携」 のはじまりの場「黎明館」。ここから新たな可能性を探究・実践する場をつくり、ウェルビーイングな未来社会をつむぎだすことのできる人材の育成を目指します。

大宮キャンパス 施設整備概要

「黎明館( れいめいかん)」の七条通に面したエントランス付近(校舎北東部分)には、学生や生徒だけでなく地域住民や観光客など一般の方々もつどうことのできるオープンテラスカフェを設置し、地域社会とのつながりの場を生み出します。

こうした「黎明館」の意義を象徴的に表現すべく、球体が宙に浮かんだ姿が唯一無二の風景を生み出す新たな構造体「共創の樹( きょうそうのき)(仮称)」を造型します。

「共創の樹」を中心に多様な人々がつどい、つながりながら、新たな価値創造によってともによりよい未来をつくり、新たな歴史をつむぎ、伝えていくランドマークへと育てていきます。

現在、京都駅西部エリアでは、地域の方や商店街、施設、寺社、大学、企業、行政等のおおよそ20団体で構成される「京都駅西部エリアまちづくり協議会」が立ち上がり、「多彩な地域資源をつなげ、京都の新しい賑わいを創出するまち」の実現を目指し、協働してさまざまな取組を推進しています。同協議会に参画している学校法人龍谷大学としても、“京都えきにし” エリアにおける教育・研究の拠点としての中心的役割を担いつつ、「黎明館」を舞台とした人々の交流とまちのにぎわいを新たに創出することで、地域社会の発展にも貢献していきます。