Features

瀬田キャンパス

「境界線をなくし、
循環を生み出す」
共創と変革を先導するキャンパスへ

瀬田キャンパスは、自然科学を中心に展開し、共創を実現するキャンパスとして地域の特性を生かした価値創造や社会変革を牽引する拠点になります。それを象徴する新たな施設として学生が所属を超えて新たな価値を共創できる場「Green Deck」と「Sky Deck」を整備します。
「Green Deck」と「Sky Deck」は滋賀県産地元材「びわ湖材」の循環利用を前提とし滋賀県高島市朽木の森林から伐採した原木を利用して建築するウッドデッキであり、学生がフィールドワークとして森林を訪れ伐採・加工現場を経験しました。
また、2024年7月(予定)には学生用宿泊施設「Rest Nest」も整備し、学生の教育研究活動を支えます。

瀬田キャンパス 施設整備概要

「Green Deck」はグリーンハウスの愛称で親しまれた礼拝施設「樹心館」の横に新たに整備します。瀬田キャンパス開学時に植樹した待ち合わせの樹、見守りの樹、学びの樹という3本のユリの木とともに配置したウッドデッキでは多くの学生が集い、くつろぎ、学びを深める場となります。また、樹心館前には新たに芝生広場とお弁当売り場も展開する予定であり、一帯が開放的な緑の空間となります。
「Sky Deck」は2号館の中庭を改修し中庭の中心にある樹木を囲むように配置したウッドデッキ。学生が木漏れ日を浴び、空を見上げて晴れやかな気持ちで交流や学びを深める場となります。
樹心館の命名のもとになった言葉「樹心弘誓仏地(心を弘誓の仏地に樹つ)」は浄土真宗の宗祖である親鷲聖人の主著に記されており、「自分の狭い物の見方を離れて生きようとする決断」が表されています。 樹心館を中心に新たに整備される「Green Deck」と「Sky Deck」は学生たちが自分自身だけの見方を離れて、異なるいのちが生かされあって形成されている森のように互いの能力をいかし、補い、新たな価値が共創されることを目指します。

学生用の宿泊施設である「Rest Nest」は、2号館1階を改修し、新設する予定です。カプセルベッド20床やシャワー設備、パウダールーム、ラウンジを整備することで、深夜まで実験・実習や研究活動に取り組む学生がゆっくりとくつろぎ、休息することができる居心地の良い場所とします。