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法学部

畠山ゼミ
法学を強みにして、社会で活躍する人間になる。
傾聴力・伝える力を養成―法学部では畠山ゼミのみの学年を超えた交流取組

2015.10.31傾聴力・伝える力を養成―法学部では畠山ゼミのみの学年を超えた交流取組

法学部 畠山ゼミ

龍谷大学法学部では、2年生の9月からゼミに所属し活動が始まります。
畠山ゼミでは所属してまず、班に分かれ報告を行います。テーマは、京都の歴史的価値が高いと考える史跡について。この報告では、3年生がチューターとして史跡見学への同行、レジュメ作成・報告のサポートを行います。史跡見学では、2年生があらかじめ調べたことを3年生に説明しながら見学をして、史跡への理解を深めます。


2年生があらかじめ調べてきてくれた情報は3年生も驚くことばかりで、どのように報告をまとめていくか、どういったことを掘り下げて報告すれば良いのか一緒に考えながら見学を行いました。
このように、学年を超えて交流があるのは法学部のなかで畠山ゼミだけです。


ではなぜ、チューター制度を取り入れているのでしょうか。まずは共に史跡を訪れることで距離を縮め、互いに成長できるよう学年を問わず全員で協力してゼミ活動を行うためです。3年生はサポートすることにより、自分の知識を整理して相手に分かりやすく伝えるにはどうすればよいか、考え学びます。2年生は気軽に相談できる先輩ができることにより、ゼミのことや勉強のことなどすぐに相談することができます。


どのように伝えればわかりやすいか、実際やってみるととても難しいものです。その人の考えに寄り添ってより良いものにするにはどうすればよいか、傾聴力・伝える力が重要になります。これは、社会に出るにあたって必要な力です。まずは、この力を養成するために、チューター制度はあり、史跡見学はその入り口となっています。