Challenger04

法学部

畠山ゼミ
法学を強みにして、社会で活躍する人間になる。
卒論テーマ決定

2015.11.1「著作権法」


私は卒論のテーマに「著作権法」の歴史を選択しました。


始めは西洋音楽に対する昔の著作権制度に興味があり、それを中心に日本と外国の歴史について見ていこうと考えていました。


第一回目の発表では、日本の著作権法の変遷と国際法の変遷について触れたところ、日本は国際法の影響を強く受け、それに沿うように自国の法を改めており、当時の著作権法制度の最先端であったとされています。 ここで西洋芸術の著作権法を見ていくのではなく、日本の歴史について詳しく見ていきたいと考えるようになりました。


第二回目の発表は準備中ですが、明治以前の著作権法制度・意識について研究しています。ここまででわかったのは、日本の著作権は一般市民の協力により、特に制度化しなくてもある程度の意識があったということです。しかし、今の著作権法が保護している著作者の利益は保護されておらず、出版権を持つ者の利益を保護しているということがわかりました。


次の発表ではプラーゲ旋風について詳しく見ていく予定です。卒論としての全体の構想は、江戸時代から日本の著作権法と意識、そこに関係する国際法について書こうと現段階では考えています。


大庭 有貴