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農学部

農学部 1期生チーム
食の循環を体現し、問題の本質を見抜く。
食の循環実習とは?

2016.07.28食の循環実習とは?

農学部 1期生チーム

昨日食べた晩御飯は、どんな旅をしてきたか考えたことはありますか?

農家さんが栽培・収穫し、調理師さんが加工、そして様々な人による流通を経て私たち消費者の手に渡っています。

このような栽培・収穫・加工・流通にかかる一連の流れを実体験し、「食」や「農」への理解を深める学び。これが私たち龍谷大学農学部の学びの大きな特徴の一つである、食の循環実習です。
栽培の分野ならば小麦の播種、加工の分野ならばうどん作りなど…。しかし、循環実習だけでは補え切れないこともあります。

例えばナス。
循環実習で植えた400本ものナスからは、合計で8000個以上もの収穫が見込めます。収穫時期は夏、大学で学生を見なくなる時期です。この時期にいかにナスを捌くのか?

他にはオオムギ。
収穫した量は優に1000kgを超えます。しかしムギはそのままだと食べられません。使い方も限られる大量のムギをいかに捌くのか?

このような作物を今後私たちがどのように循環の輪の中に組み込むかは、これからの記事にてご紹介していきます。

次回は「【コラム】~農業基礎編~」です。乞うご期待ください!


水嶋 悠太(明治学園高等学校卒業)