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農学部

農学部 1期生チーム
食の循環を体現し、問題の本質を見抜く。
【ナス】定植編

2016.10.11【ナス】定植編

農学部 1期生チーム

植物達に合わせて、農学部も活動を開始します。5月はナスの定植時期-ナスを植える時期です。予め立てていた畝(うね)※1に、元肥を撒き、マルチ※2を敷く。そしてやっとナスを植えることが出来るのです。


苗として使ったものも、接ぎ木苗という、より良い質を求めるために2つの品種を組み合わせた苗です。美味しい実を成らす品種を穂木とし、それを、病気に強い品種の台木に接ぐことで、美味しい実のなる強い苗が出来上がります。植物の神秘ですね。


ちなみに、ナスを植えた日はあいにくの雨だったので、畝間(うねま)※3に昨年収穫した稲藁を敷きました。雑草対策や泥はね防止のためです。循環を体現することで、効果的な結果が生み出されました。


自然や、様々な人に助けられて植えることができたナス。食の循環の「育てる」分野のたった一片でも、縁の下の力持ちがたくさんいます。食の循環を学ぶ中で、このような事象に気づくことが、自然と人が共生していく上で必要な大切な要素であると感じました。


※1 畝 作物を植えるために直線上に土を盛り上げたところ。
※2 マルチ 畝を覆うためのビニール製のフィルムです。
※3 畝間 畝と畝の間。


水嶋 悠太(明治学園高等学校卒業)