2017.07.28人とロボットが共に働く RoboCup Logistics League
理工学部 植村渉研究室
近年の工場では生産工程がますます自動化される傾向にあり、生産形態は顧客のニーズへの変化に合わせて大量生産から少量多品種生産へと移行しています。
こうしたなか産業ロボットの技術進化が期待されており、自律移動ロボット制御の世界大会であるRoboCupにおいても、Industrialという産業ロボットを扱った競技が行われています。
私たち植村研究室では”Baby Tigers – R”というチームでRoboCup Industrial という分野のLogistics Leagueという種目に参加しています。学部三回生から大学院生までの学生がチームを組み、ロボットの目の役割を担うセンサの制御や、対象物を掴んだり、運んだりするロボットアームの制御、安全、効率的な移動をロボットに判断させる経路計画などを研究しています。
今年度は5月のRoboCup German open、6月にアメリカで開催されるシミュレーション競技大会、7月のRoboCup Nagoya世界大会、12月のRoboCup Asia Pacificへ参加し、活動していきます。
辻 和輝(滋賀県立彦根工業高校卒業)