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政策学部

伏見CBL演習(井上芳恵)
地域を知り、地域を感じ、住み続けたい地域を創造する
今年の伏見ふれあいプラザに向けて始動

2019.07.25今年の伏見ふれあいプラザに向けて始動

政策学部 伏見CBL演習(井上芳恵)

私たち伏見CBL演習は、前期は「伏見ふれあいプラザ」に向けて取り組みます。「伏見ふれあいプラザ」は毎年9月にパルスプラザで開催され、伏見区の20の小学校区ごとに地域団体が飲食ブースを出すほか、行政の各部署や市民活動団体なども体験・啓発ブースなどを出展します。さらに、ステージでも地域団体がダンスや踊り、音楽など様々な発表を行い、小さい子どもや保護者世代、中高年世代など約8000人もの方が来場します。このイベントの目的は、区民相互の交流とふれあいを深め地域の活性化を図ることで、さらに、環境や福祉などのPRなどを通じて区民の理解を深める場となっています。

その中で伏見CBL演習では、2017年度から京都府立京都すばる高等学校ビジネス探究科の3年生の「課題研究」という授業と連携し、龍谷・すばるブースを企画し、当日のブース運営を行っています。昨年度は、「京都・伏見に関わるクイズビンゴ」、「京のおばんざいレシピの展示」を行い、来場者に京都や伏見区の魅力を伝えることができ、大盛況で終えることができました。さらに、伏見区内の2つの小学校区のブースの運営にもかかわっています。そこでは、飲食ブース運営のサポートに加えて、その学区の魅力についてパンフレットなどにまとめて、来場者にPRなども行います。これまでに、2017年から2年間、向島学区、向島南学区に関わらせていただいており、2019年からは、4月に開校した、向島秀蓮小中学校の校区である向島南学区、二ノ丸北学区、向島二の丸学区に関わらせていただきます。

私自身、2017年度の高校3年生の時に、伏見CBL演習の皆さんとともに授業を体験したり伏見ふれあいプラザ当日は大学生と一緒に運営にも関わったりしました。大学生から政策学部のお話を聞く機会もあり、地域活性化に興味を持つようになり政策学部に進学し、昨年度から伏見CBL演習を受講しています。今は京都すばる高等学校の後輩たちに大学での学びや活動について伝えています。

本年度の取り組みとして、4月は昨年度の取り組み内容などを学んだり、京都すばる高校との顔合わせなどを行いました。そして5月16日には、大学と高校生のメンバーが伏見区役所を訪問し、区役所や地域関係者の皆さんと顔合わせを行いました。そこでは、伏見区役所地域力推進室の方から、伏見ふれあいプラザに関する説明を行ってもらうほか、大学生が調べた伏見区や向島地域の現状などについて発表し、質疑応答などを行いました。さらに、5月30日には、京都すばる高等学校に訪問し、向島南学区、二ノ丸北学区の地域関係者の方に、大学生・高校生合同のグループに分かれてヒアリングを行いました。6月から今年の龍谷・すばるブースと学区ブースの内容をどうするか、高校生と共にアイデアを出し合い、今後、龍谷すばるブース班と学区ブース班に分かれて企画を練っていきます。

藤田 実紗(京都府立京都すばる高校卒業)