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法学部

畠山亮ゼミ
「外」に出て、多様な問題を発見し、解決する。
畠山ゼミ史跡研究in滋賀

2016.10.03畠山ゼミ史跡研究in滋賀

法学部 畠山亮ゼミ

私たち畠山ゼミ「史跡研究グループ」は滋賀県、彦根、米原にて山城跡の見学、史跡の歴史的価値についての研究を行いました。滋賀の史跡を研究しようとしたのは、滋賀県内に、城または城跡が数多く存在するからです。その主な要因を、「近江という国が京に通じる交通の要所」であったという地理的重要性の観点から分析し、実際に小谷城、鎌刃城、といった山城を巡ってきました。


当日は生憎の雨模様でしたが、予定通りに城跡の見学ができました。山城跡は当時の時代背景にあわせ、敵からの侵略を防ぐため険しい山の上に作られていました。城跡には何も残されておらず更地だったものの、城跡に行くまでにきつい坂を登らねばならず、当時の過酷な状況はそのまま残っていました。しかし、このような堅い守りがあったからこそ、確実な物流が当時なされたのではないでしょうか。
実際に現地に向かい「自分の目で見る」ことで、私たちは、当時の時代背景や人々の苦労を感じることができました。また、研究活動は資料や紙媒体などでのみ調べるだけではなく、「現地に赴き、実際に見る」ことでこそ、周辺環境が理解できること、現地の人に話を伺うからこそ物事を理解できること、を再確認できました。


私たちは今回の活動で自主性や行動力の重要さを学ぶことが出来たといえます。そしてこれらの学びを可能にしたのは、ともに課外活動に励んだ仲間がいたからです。仲間とのこれらの経験は、社会に出た時の仕事や活動で生きてくると実感し、これからも新たな価値観を身に付けていきます。


西村 風人(滋賀県立能登川高等学校卒業)
村上 裕也(龍谷大学付属平安高等学校卒業)
高畠 文太(龍谷大学付属平安高等学校卒業)
北本 悠貴(兵庫県立芦屋高等学校卒業)