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法学部

畠山亮ゼミ
「外」に出て、多様な問題を発見し、解決する。
R×R 冬の陣

2017.01.17R×R 冬の陣

法学部 畠山亮ゼミ

活動内容と目的

12月11日、毎年恒例のゼミの一大イベントの一つ、R×R冬の陣が開催されました。冬の陣も夏と同じく立命館大学河野ゼミと龍谷大学畠山ゼミの法史合戦です。内容は、互いのゼミから報告者2名を選出し、卒業論文の構想について報告し合うというものです。
「R×R冬の陣」の目的は、お互いに「卒業論文についてどのようなテーマ設定で書くのか」また、「そのことについてどの程度の知識を蓄えることができているか」を普段関わることのできない外部の人達に報告する。そこから普段とは違う視点からの質問を受けることができ、それによりお互いの卒業論文をより良いものにすることです。


準備

今回の冬の陣は、夏の陣で先生方や先輩方からご指摘のあった「時間内に収まりきらなかった場合などは原点対象にするのかなどをきめておらず、点基準が曖昧である」という点を「制限時間を過ぎた報告は減点する」など改善し採点基準を明瞭に設定しました。それにより、立命館と龍谷の対戦であることをより明確にすることができました。
また、当日のタイムスケジュールの管理なども、夏に比べるとより正確に設定することができ、夏の陣での経験を、冬の陣を開催する上で生かすことができました。


本番

龍谷側の報告は、ゼミ長の土海比呂志君が「琵琶湖学 公害の歴史から身近な環境問題へ」について、副ゼミ長の辻梨乃さんが「法人税とその問題点について」を報告してくれました。対する立命館側は「戸籍から見る女性蔑視の歴史」と「女敵討から見る中世の慣習法」について報告してくれました。
龍谷側の二人はゼミの時間だけでなく、当日もリハーサルをするなど非常に精力的に準備してくれました。本番では緊張からか多少詰まってしまう部分もありましたが、全員スムーズかつとても分かりやすく報告をしてくれました。


結果と講評

報告の結果は、パワーポイントの使い方などで差が付き立命館大学側の勝利という結果でした。先生、先輩方の講評では「パワーポイントの使い方が報告の補足でしかなく、もっとパワーポイントでしか出せないものを出すべき」「単発で終わってしまう質問があり、卒論につながらない質問もあった」などの評価を頂きました。
進行については「夏からレベルアップしている」という評価も頂けましたが、その一方で「ギリギリまでバタバタしていたので、もっと事前から余裕を持って準備できたのではないか」など厳しい意見も頂きました。


今後に向けて

今回の「R×R冬の陣」を通して報告者、質問者また運営ともに、まだまだ至らない部分があると痛感しました。今後はこの経験を、就職活動や社会に出たときに活かし「社会に通用する人間」「社会でリーダーシップの取れる人間」を目指していきたいと思います。また今回の経験を後輩たちに伝えることも、私たち運営の仕事です。後輩たちには今後も続いていくであろう「R×R法史合戦」をより良いものにしてほしいと思います。


村上 裕也(龍谷大学付属平安高等学校)