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法学部

畠山亮ゼミ
「外」に出て、多様な問題を発見し、解決する。
金沢史跡報告 ~事前準備から始まる現地訪問~

2016.11.17金沢史跡報告 ~事前準備から始まる現地訪問~

法学部 畠山亮ゼミ

1.活動目的とその意義

今回の史跡報告の目的は「自分たちの伝えたいことを相手に伝えるという力を身に付ける」ことでした。中でも、石川県の尾山神社を選んだ理由は、前田利家という有名な戦国武将と、その一族に興味を持っていたからです。石川県は前田利家が治めていた場所で、尾山神社は前田家や前田利家との関わりが深いことに気づき、尾山神社を選びました。


2.大変だったこと・良かったこと

私たちは今回の報告で、班の中で役割を分担して効率よくレジュメを作成することができました。また、どうすれば聞き手により明確に内容を理解してもらえるかを考えた結果、レジュメとは別に読み上げ原稿も作成するなどの工夫も行いました。 また事前準備の段階で、私たちが調べた尾山神社には書物や関連するサイトなどを閲覧してもその時代の出来事や背景がどこにも書かれていない時代が存在しており、その部分について調べることが大変でした。しかし分からないことをそのまま放っておくのではなく、手を尽くせる限り調べるという限界まで模索した点は努力が結果に表れたと思っています。史跡見学当日も、下調べをしっかり行うことでスムーズに説明することができ、先輩方からの質問にも的確に答えることが出来ました。


3.教授や先輩からの講評

史跡見学に関して教授、先輩から「加賀藩の歴史や建物の由来などを説明できており、全体を通してよく調べてある」。史跡報告の準備は、「発表形式だけでなく、事前に質問対策も準備ができていた」、「全体のまとまり、行って終わりではなく重要だと思った前田利家のことを後でしっかり調べ補っている点」には良い評価を頂きました。 しかし、悪い評価として、報告において尾山神社の歴史、特に前田利家の時代から明治までのつながりが見えなかった点、チームワークが足りなかった点をご指摘頂きました。


4.立てた目標の達成度

私たちの立てた目標は、報告の準備段階で参考にする文献を調べつくして報告会に臨むことでした。そのために報告の直前まで全員で資料を読み報告会に備えました。しかし報告会で質問を受けた際に答えられないものもあっため、私たちの準備がまだまだ足りていなかったのだと実感しました。


5.今後の展開や学んだことの活かし方

私たちが今回学んだことは、興味のわく報告を行うことの難しさと、そのための準備がいかに重要であるかということでした。今後、事前準備の段階で自分たちの伝えたいことを明確にし、詳細まで調べることや現地に赴くことを通して学んだことを、聞き手の興味がわくように工夫して報告を行っていきます。


梅田 茉采(山口県立宇部高等学校)
大塚 沙理(広島県立安古市高等学校)
外池 薫子(京都府立南陽高等学校)
岡村 瞭太(大阪府立港高等学校)
西山 誠志(和歌山県立田辺高等学校)