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経営学部

井手健二ゼミ
会計情報を使った株式銘柄の選択。
会計データや株価データの解析に追われた平成最後の夏休み

2018.10.22会計データや株価データの解析に追われた平成最後の夏休み

経営学部 井手健二ゼミ

すでにご存知かと思いますが、私たちのゼミでは今年も「日経STOCKリーグ」に参加しています。「日経STOCKリーグ」では、このコンペティションの課題であるポートフォリオの構築(株式銘柄の組み合わせ)を上手く作り上げることが求められており、そのことは、ゼミメンバーが克服しなければならない高い壁にもなっています。

このゼミからは合わせて3チームが参加し、それぞれのチームで相談し導いたテーマにもとづいてポートフォリオを組んで株式銘柄選びに勤(いそ)しみました。具体的なテーマの紹介については、次回以降の記事で発表します。

夏期休業中に、ある程度のスクリーニング(絞り込み)を各チームで行い、8月24日(金)に龍谷大学深草キャンパス和顔館B107教室にて第1次報告会を行いました。

スクリーニングの際には、すべてのチームがPER(株価収益率)と呼ばれる指標をもちいて株式銘柄を選定しました。その後、各々のチームでさらに株式銘柄を絞り込むために様々な経営指標をもちいて最終的なポートフォリオの構築を行いました。ポートフォリオの構築にあたり、学生だけでは知識に限界が生じる可能性が多分にあるので、担当教員の指導・助言を参考にしながら株式銘柄を入れ替えたり、第2回の報告会までに各チームが第1回目の報告会の際に指摘された提案や間違えを追加・修正し、ポートフォリオをさらに発展させ完成させました。

そして、9月17日(月)の敬老の日であるこの日に、龍谷大学梅田キャンパスにて2回目の報告会が行われました。この日は、担当教員の知り合いでもある野澤隆先生(證券アナリスト、グローバル個人金融研究所長)と松澤孝紀先生(青山学院大学大学院兼任講師)に関東からお越しいただきました。その場では、株式投資の専門家である諸先生たちに各チームが作成したポートフォリオを見ていただき、様々な意見や改善点をご教示いただきました。

篠木 祐志(大阪府立佐野高校卒業)