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経営学部

井手健二ゼミ
会計情報を使った株式銘柄の選択。
このテーマで!いざ、銘柄選択のコンペティションの世界へ!

2018.11.07このテーマで!いざ、銘柄選択のコンペティションの世界へ!

経営学部 井手健二ゼミ

前回の記事で夏期のゼミ活動について説明いたしましたが、今回の記事では、ゼミの各チームがどのようなテーマで日経STOCKリーグに臨もうとしているのかをお伝えします。

このコンペティションに今年のゼミ3年生は、3チームが参加しています(2年次は5チームが参加)。各チームは4人ずつメンバーが配されており、それぞれのチームではメンバー同士が互いに議論や検討を重ねて最終的にテーマを決めました。それでは、各チームがどのようなテーマを設定したのかをご紹介します。

まず、1つ目のチームでは、「リフォーム」をテーマにその関連銘柄を調べ、ポートフォリオを構築していきました。このテーマを選定した理由は、日本国内はもともと自然災害が多く、今年だけでも北海道胆振東部地方の地震やその他地域の台風等の被害が生じており、これらの災害への対応が早急に迫られていると思ったからです。このような被害が頻繁に生じることに鑑みると、リフォーム産業に対する需要が高まると思われます。また、それらに加え高齢者のバリアフリーなども需要を高める一因と思われます。

続いて、2つ目のチームはチーム・メンバーの全員が大阪出身ということもあり、大阪に本社を置く企業や大阪にゆかりがある企業(たとえば、家電メーカーや製薬会社)を対象にポートフォリオを構築しました。これに類する企業は、インバウンドの波にのっていることや万国博覧会や統合型リゾート(Integrated Resort : IR)の誘致でさらに売上げが伸びてくるであろうという理由から、「大阪観光」をテーマに設定しました。

最後に、3つ目のチームは、スマホ関連銘柄でポートフォリオを構築しました。近年、若者がテレビを見る時間よりもスマートフォンを操作する時間のほうが長いことからもわかるように、スマホビジネスが今後、さらに注目を集めることが予想されています。また、LINEのようにスマホ関連銘柄の多くが新規上場していることなどに着目し、このチームでは、このテーマを選定しました。

このように、「リフォーム」、「大阪観光」、「スマホ関連」といったそれぞれ異なる業種を用いたテーマで冬に行われる日経STOCKリーグに挑み、それぞれの銘柄がどのように日々変動していくのかも期待が膨らみます。これからの活動にご期待ください!

篠木 祐志(大阪府立佐野高校卒業)