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短期大学部

阪口春彦ゼミ
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東九条まちづくりサポートセンターのスタッフによる在日コリアン支援に関する特別講義

2019.08.23東九条まちづくりサポートセンターのスタッフによる在日コリアン支援に関する特別講義

短期大学部 阪口春彦ゼミ

2019年5月23日(木)、特定非営利活動法人 東九条まちづくりサポートセンター(愛称 まめもやし)の村木美都子さんによる在日コリアン支援に関する特別講義がありました。

この講義では、東松ノ木団地の歴史と現在、まめもやしでの取り組み、そして実習についてお話いただきました。
東松ノ木団地とは、鴨川・高瀬川の堤防部分であり、かつて「40番地」(法的に居住地でないため、町名はなく、住民自ら40番地と名付けた)と呼ばれた地域に建てられた団地です。40番地は1970年代に人口がピークになり、また生活不安等の問題が浮上し、生活権を求め住民運動が始まりました。行政が受け入れ、高瀬川の一部を埋め立て団地建設することが決定し、東松ノ木団地が完成しました。

まめもやしでは東松ノ木団地の管理業務、生活支援を京都市から事業委託されており、その他にも様々な取り組みが行われています。また、多文化共生を目指す取り組みも行われています。実習では様々な活動を体験することが出来ます。

この講義を受けて、小中高と歴史を学んできたけれど、自分の知らない歴史がまだまだ多く存在することに気付かされました。また、多文化共生を目指していくためにも違いを認め合うことの大切さを学ぶことが出来ました。

森江 夢(大阪府立花園高校卒業)