2019.11.08戦争体験者の記録映像を用いた平和教育のワークショップ

短期大学部　阪口春彦ゼミ

2019年10月2日（水）に開催された「戦争体験者の記録映像を用いた平和教育のワークショップ」に参加しました。NPO法人ブリッジ・フォー・ピース　神直子代表理事にお話を聞かせていただきました。

ブリッジ・フォー・ピースは、戦争犠牲者と元日本兵の方々の体験を聞き取り、ビデオメッセージを通して両者を結ぶ懸け橋となる活動を行っています。

今回の講義で、日本が戦時中にフィリピンを占領したことがある事実を初めて知った人もいると思います。実際に戦争を経験した人の証言は本当に戦争の恐ろしさを表していました。戦争は勝ったとしても負けたとしてもどちらも何かを失い、人を傷つけ、生活を壊すものです。もう二度と同じ過ちを繰り返してはいけません。これからの未来を創っていくためには、日本人の一人として過去の出来事を受け止め、知る必要があります。もう二度と戦争を起こしてはいけないと勇気を出して話して下さった方々の思いをしっかりとこれからの世代にも伝え続けていく必要があります。

戦争体験者が減ってきている今、いつかは実際に戦争を経験した人がいなくなります。私たちが戦争のことを語り継いでいく責任があります。今の自分に何が出来るかを考え、行動にしていきたいと思いました。

中澤 羽奈（園田学園高校卒業）