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短期大学部

阪口春彦ゼミ
世界を変えられる自分に変わる。
国際福祉実習(故郷の家・京都プログラム第1グループ)について

2019.10.09国際福祉実習(故郷の家・京都プログラム第1グループ)について

短期大学部 阪口春彦ゼミ

多文化共生社会に重点をおき1年間でたくさんのことを学んできました。その学びを深めるためと普段講義の中で学んできたことを実践することを目的として、7月29日から8月2日まで故郷の家・京都で5日間の実習をさせていただきました。

実習の中で実際に在日コリアンの利用者や日本人の利用者とたくさん話す機会をいただきました。特に在日コリアンの利用者の話は今まで自分が思っていた印象や考え方と異なり新しく知ることが多くありました。また人それぞれで考え方が大きく異なり、たくさんの考えを聞くことでとても勉強になりました。また自分よりはるかに長い時代を生きてきた人にアドバイスをしていただくことで自分の考えを深めることができ、とても良い機会になりました。

施設の中では異なった文化を持つ方々がそれぞれの個性を大切にして尊重しながら生活をしておられました。施設の中で実際に目にした多文化共生を社会の中で実践できる方法を考える必要があると考えます。まず偏見をなくすことから始めなければならなりません。私もそうですが他国の人に偏見を持っている部分があります。この偏見を捨てなければ多文化共生は不可能だと考えます。少しずつで良いので人種、文化に関係なく暮らせる社会を実現することが必要なことだと実習に行って感じました。

この実習で一番学ぶことができたことは心と信頼関係の大切さです。実習の2日間はあまり深い話を聞くことはできなかったのですが、3日目からは利用者の方と信頼関係ができていき出生やこれまでの生活など細かく深い内容の話をしていただきました。これにより自分の考えを深めることができ良い機会をいただき充実した時間を過ごすことができました。

今回の実習で学んだことを普段の生活の中で取り入れていきたいと考えています。人との触れ合い方をこれまで意識したことは少ないです。実習では話し方や聞き方を意識しました。そうすることで信頼関係が生まれたと考えています。この意識を普段の生活の中でもできるようにしていきたいです。福祉の職業に携わるかはわかりませんがどんな仕事に就いても今回の実習で学んだ人との関わり方は活かされると考えます。今回の実習で学んだことを無駄にせずにこれからも勉学に励んでいきたいです。

池川 慎太郎(京都市立日吉ヶ丘高校卒業)