2019.10.15故郷の家・京都の見学
短期大学部 阪口春彦ゼミ
私たちは8月27日(火)の午前に故郷の家・京都という、日本人と在日コリアンの方が一緒に利用されている特別養護老人ホームに行きました。
職員の方に施設の概要を説明していただいた後、施設内を案内していただきました。
この施設の周りには在日コリアンの方が多く住んでいて、日韓が共生する地域にふさわしいとして「故郷の家・京都」を建てたということを教えてくださいました。
施設には在日コリアンの方も一緒に暮らしやすいように、韓国風の装飾品が置かれていたり、食事の時には韓国料理やキムチが出されたりするそうです。また、季節の行事として、日本の節分や七夕だけではなく韓国の旧正月を祝ったり、カラオケ大会では日本の演歌などだけではなく、韓国の民謡などを歌えるようにしたりといった工夫がされていました。
施設内には発表をしたり、地域の人などが来て演奏をしてくれたりするような大きなホールもあり、施設の利用者さんだけではなく、地域の人も関われる場所になっていました。
日本人と在日コリアンとの共生をめざす特別養護老人ホームはなかなか無いと思うし、施設内で利用者さん皆が安心して楽しく暮らせるような工夫がされていて、とてもいい施設だと感じました。他の場所でもこのような施設が増えていくべきなのではないかと思います。
村田 磨耶(大阪府立島本高校卒業)