テンプレート変数表

id: entry_list

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

サブカラムで使用しているエントリーリストを表示します
見出しは、カテゴリーがあるときはカテゴリー名を、そうでないときはブログ名を表示します
<!-- GET_Template id="entry_list" module_id="" -->

id: headline_default

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

デフォルトのヘッドラインを表示します
indexがtopのときは右上に一覧ボタンを表示します
見出し内に挿入されるカスタムフィールドのアイコン対応に対応しています
<!-- GET_Template id="headline_default" module_id="" -->

id: summary_default

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

デフォルトのエントリーサマリーを表示します
indexがtopのときは右上に一覧ボタンを表示します
見出し内に挿入されるカスタムフィールドのアイコン対応に対応しています
module_id モジュールIDを指定します

製品情報

<!-- GET_Template id="summary_default" module_id="" -->

id: summary_imageMain

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

サマリーを表示します
サマリー用のデフォルトテンプレートよりもメイン画像が大きく表示されます
module_id モジュールIDを指定します
message リード文を指定します

<!-- GET_Template id="summary_imageMain" module_id="" message="" -->

id: summary_custom

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

id: entry_list_pickup

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

サブカラムで使用しているピックアップリストを表示します
見出し内に挿入されるカスタムフィールドのアイコン対応に対応しています
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="entry_list_pickup" module_id="" -->

id: body_default

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

エントリー本文を表示します
ユニット開始前にインクルードの条件に合うファイルがあった場合、カスタムフィールドの表示ができるようになっています
ページャー、日付の表示はモジュールIDを作成して調節します
module_id モジュールIDを指定します

森で薪拾いをする様子

 社会学部の「社会共生実習(雑創の森プレイスクールプレイワーカー)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 久保和之)は11月28日(土)、京都府京田辺市の雑創の森プレイスクールで、現場実習を行いました。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年度は「お泊り会」ではなく、日帰りのデイキャンプをすることになり、30名ほどの子供が参加しました。 参加者たちは16時ごろに集合し、班に分かれて炊事に取りくみ、実習に参加した3名の学生は、各班のサポートをしました。
 


みんなで薪を集めてきました


火加減の調整にも挑戦


 子どもたちと学生はまず、森に分け入って煮炊きの燃料となる薪を拾いました。続いて、火の起こし方を「雑創の森スタッフ」から説明を受けて炊飯開始。火加減が難しく、焦がした班もありましたが、自分たちで炊いたご飯をおいしくいただきました。子どもたちからも「おいし~!」と声があがり、学生たちもサポートの成果を実感しました。
 


「おいしそう!」と子どもたちも大喜び


みんなでカレーをいただきました


夕食後は、子どもたちが「サンタタウンラリー」というゲームで夜の森を歩き、サンタクロースに扮した学生たちから次々と出題されるクイズに答えました。そして最後にみんなで花火をして、帰路につきました。


サンタに扮しクイズを出す学生


最後に花火を楽しむ様子


 じっさいに現場に出て子どもたちと向き合った学生たちは「時間調整が思っていたよりも難しかった」という感想をもらしたり、「薪を使っての火の扱いに苦労した」と話し、自分たち自身が普段の日常生活では味わえない大変さを経験していました。子どもたちからは「クイズも花火も楽しかった!」との声も聞かれ、充実した1日を過ごしたようでした。
 今後も学生たちは、子どもたちと共に自然の中で過ごすことや遊びを通して、自身の学びを深めていきます。


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


龍谷大学先端理工学部の山中准教授らの研究グループは、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の源利文准教授、三重大学大学院医学系研究科の島田康人講師らとの共同研究で、環境水中に浮遊している魚類由来のRNA(環境RNA)試料から、メッセンジャーRNA(mRNA)の検出(タイピング)が可能であることを世界で初めて実証しました。

同じく環境中に含まれるDNAを分析対象とした環境DNA分析1)では「どのような生物が生息しているのか」を検出することができ、近年環境調査で利用されるようになってきました。
mRNAは生物の生理状態や成長段階に応じて発現パターンが変化するため、mRNAを環境水中から検出できれば、将来、野生生物の健康状態や水産重要種の成長の状況などDNAからでは読み取れなかったより詳細な生物情報を「水から」取り出せるようになるかもしれません。本研究は脊椎動物由来の環境RNAを対象としてmRNAの検出が可能であることを実証した初の報告例となります。
本研究の成果は、研究を主動した大学院生である釣健司さん(龍谷大学理工学研究科修士課程2年)を筆頭著者として、オンライン科学誌Environmental DNA(Wiley社)で12月4日(イギリス時間10:00、日本時間19:00)に公開されます。

1.本研究成果のポイント
・魚類由来の複数種のmRNAを、飼育水から検出できることを実証した
・長く議論が続いている環境水中のDNAの放出源について、鰓や体表で特異的に発現するmRNAを検出して由来組織を推定し、環境RNA分析によるmRNAタイピングの利用実例を示した
・mRNAを対象とした環境RNA分析の実行可能性を証明し、環境DNA分析と合わせた非接触での生物情報分析に新たな方向性を示した

2.発表論文
タイトル: Messenger RNA-typing of environmental RNA (eRNA): A case study on zebrafish tank water with perspectives for the future development of eRNA analysis on aquatic vertebrates
和訳:環境RNA分析におけるメッセンジャーRNAタイピング:ゼブラフィッシュの水槽水を用いた検出例と水生脊椎動物を対象とした環境RNA分析の将来展望
著者:釣健司、池田静也、廣原嵩也(龍谷大学)、源利文(神戸大学)、島田康人(三重大学)、山中裕樹(龍谷大学)
掲載先:Environmental DNA (Wiley社)https://onlinelibrary.wiley.com/journal/26374943

3.研究内容の詳細
水中に漂っているDNAを回収・分析して生息している種を推定するという環境DNA分析は、魚類等の大型生物を対象としてここ10年ほどで急激に技術的発展を遂げています。対象生物を捕獲することなく「水から」検出できる簡便さから、生物多様性の観測や水産資源の管理に革命をもたらす技術として期待されおり、一般社団法人環境DNA学会が設立されるなど、社会実装に向けた動きが進んでいます。

ただ、DNAを手掛かりとして検出をする場合、放出した個体が若い個体なのか老齢個体なのか、生きているのか死んでいるのか、といった区別ができません。どのような種がその水域に存在しているのかを知ることができるだけでも有用ですが、さらに詳細な生物情報を水から取り出せないかという期待が大きくなってきていました。メッセンジャーRNA(mRNA)は生物が特定のタンパク質を合成するときにDNA上の遺伝子情報をもとに一時的に合成される核酸物質であり、これを解析することでその個体がどのような状態であるのかを推定できます。環境水中には水生生物の細胞が剥がれ落ちたものが浮遊していると想像されていましたので、環境DNA分析と同じように環境水中からRNAを回収して分析できるのではないかという見込みがありました。しかし、これまで脊椎動物を対象とした環境RNA分析によるmRNAの検出例はありませんでした。

本研究では実験動物として有名なコイ科魚類、ゼブラフィッシュ Danio rerio を使用し、その飼育水槽水から環境RNAをろ過によって回収し、抽出・生成した後、逆転写PCR2) によって、鰓と表皮で特異的に発現する遺伝子(それぞれclc2cとmuc5.2)のmRNAを検出しました。これによって、脊椎動物のmRNAを環境水中から回収して検出が可能であることを示し、また、長らく議論の対象となっている「環境DNAは魚類のどこから放出されているのか」という問いに部分的に答えることができました。clc2cとmuc5.2の検出成功は鰓や体表組織から剥がれ落ちた細胞が環境DNA(および環境RNA)の由来の一つとなっていることを強く示していますし、同時に分析した他の複数のmRNAの検出結果から、腸管なども放出起源となっていることが示唆されました。環境DNAおよび環境RNAの由来については知見が少なく、今回得られた情報や研究アプローチそのものが、これら核酸物質の環境水中での動態のさらなる解明に貢献するものと思われます。

なにより、脊椎動物由来の環境RNAに対して、特定のmRNAを狙って検出(タイピング)できることを実証した例は本研究が初めてであり、極めて分解が早く検出は困難と思われていた分析が可能であると示されたことで、環境RNA分析の研究開発が促進されるはずです。将来的には、野生生物の成長段階の推定であったり、特定の病原生物への感染を検知したり、といった生物の保全や資源の管理に有益な分析手法へと展開できる可能性があります。ただし、現状ではDNAの情報に比べて、生物種ごと、遺伝子ごとのmRNAの情報の蓄積(データベース化)はかなり遅れています。興味のある現象(生理状態や感染の成立プロセスなど)を的確にとらえる指標とすべきmRNAはなんであるのかを、適切に選び出せるに足る十分な情報の蓄積が必要です。技術的にはmRNAタイピングが環境RNA分析で可能であると示された今回の研究を契機として、そうした基礎情報の蓄積も活発化することを期待しています。

4.用語解説
1)環境DNA分析:水や土など、環境中の媒質に含まれているDNAを対象として、それを回収・分析することによって生息している種の検出や遺伝的な多様性などの情報をえる分析手法のこと。魚類等の大型生物を対象とした分析技術の開発が過去10年ほどの間に急速に発展し、生物多様性観測における一般的な調査手法の一つになりつつある。
2)逆転写PCR:RNAをPCR(Polymerase Chain Reaction)で増幅させる場合、DNAの場合と違い、まずRNAをDNAに変換してからPCRをする必要がある。RNAを相補的DNA(cDNA)に変換するステップを逆転写と呼ぶことから、RNAを対象としたPCRは逆転写PCRと呼ばれる。

5.関連情報
・山中裕樹先端理工学部准教授の研究紹介記事:
https://newspicks.com/news/4683978/body/
・研究室webサイト: http://edna-lab.org/
・生物多様性科学研究センターwebサイト: https://biodiversity.ryukoku.ac.jp/
・本学、神戸大学、三重大学共同プレスリリース記事(Digital PR Platform)https://digitalpr.jp/r/43641
・researchmap:https://researchmap.jp/yamanakahiroki

6.お問い合わせ先
龍谷大学研究部(人間・科学・宗教総合研究センター事務室)
電話番号:075-645-2154 
E-mail: soken@ad.ryukoku.ac.jp


社会学部学会の学生班(代表:社会学科3年生 山中智貴)は、11月22日、オンラインイベント「レッツ・ビブリオバトル!」を開催しました。
学外からの参加もあり、イベントは大盛況のうちに終了しました。


このイベントは、2020年7月に社会学部がオンラインで開催した「この指とまれ~夢に向かって第0会議~」で提案された分科会の一つ「読書体験を共有する」を社会学部学会の学生班が発展させて企画したものです。

ビブリオバトルとは、発表者(バトラー)が読んで面白いと思った本を持ち寄り、5分間でその魅力を紹介するゲームです。本紹介の後に3分間のディスカッションをして、バトラーと観戦者が「どの本が一番読みたくなったか」を投票し、最多票獲得の「チャンプ本」を決定します。

ビブリオバトルは通常、室内で行われますが、今回はコロナ禍の状況を鑑みて、Zoomを使って開催しました。それにより遠隔地からの参加が可能になり、なんと、落語家の桂文五郎さんと月亭太遊さん、香川県在住の大学受験生がバトラーとして参加してくれました。

1回戦(予選)では、Zoomに設けた3つのブレイクアウトルームに分かれて、学内外から集まった12人のバトラーが本の紹介を競い合いました。3ルームともバトルは白熱し、ディスカッションタイムには質問が飛び交いました。
予選を勝ち抜いたのは、龍谷大学社会学部の3回生と4回生、そして香川県の大学受験生の3人でした。3人による決勝戦では、バトラーたちの熱弁が観戦者を夢中にさせ、大混戦となりました。そして、得票数が拮抗する中「チャンプ本」を獲得したのは、本学部の4年生でした。『ライ麦畑でつかまえて』の内容と自らの人生を織り交ぜた本紹介は秀逸で、観戦者も自然と聞き入ったことでしょう。



この日はバトルに先立ち、一般社団法人ビブリオバトル協会理事の益井博史さんの講演がありました。益井さんは講演後もイベント終了の時間までコメントや解説をしてイベントを盛り上げてくれました。
イベント後にはオンライン懇親会が開かれ、学内外からの参加者の貴重なコミュニケーションの場となりました。


本イベントに参加した12人のバトラーをはじめ、講師の益井博史さん、観戦者の皆さんにあらためて感謝申し上げます。

【本イベントで紹介された本】
[予選(1回戦)]
下川裕治『12万円で世界を歩くリターンズ(赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編)』(朝日新聞出版)
ラショウ・香山哲『すこし低い孤高』(ドグマ出版)
高田大介『図書館の魔女』(講談社)
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)
松崎行代『遊びからはじまる(こどものみらい叢書4』(世界思想社)
重松清『赤ヘル1975』(講談社)
モリテツヤ『汽水空港台湾滞在記』(汽水空港)
森絵都『カラフル』(文藝春秋)
斎藤幸平『人新世の「資本論」』(集英社)
星野直子・松家仁之『Coyote No.53 アラスカ 星野道夫の暮らし』(スイッチパブリッシング)
堀田秀吾『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』(サンクチュアリ出版)
竹宮ゆゆこ『とらドラ!』(KADOKAWA)

[決勝]
J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』(白水社)
モリテツヤ『汽水空港台湾滞在記』
堀田秀吾『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』

【関連リンク】
○知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト
http://www.bibliobattle.jp/

○一般社団法人ビブリオバトル協会
http://association.bibliobattle.jp/

○桂文五郎さんのツイッター
https://twitter.com/k2b56

○月亭太遊さんツイッター
https://twitter.com/neorakugodyssey


 2020年11月18日(水)17:00から2020年度後期「合同演習」を行いました。

 「合同演習」は、ゼミを横断して行われる研究報告・発表会で、年2回(春・秋)、大学院生全員が参加して開催しています。前期は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、初めてオンラインでの開催となりましたが、今回は三密対策とソーシャルディスタンスを保ちながら対面(一部オンライン併用)で開催しました。

 今回は、修士課程3名、博士後期課程4名の学生が各自の研究テーマをもとに20分程度の発表を行い、10分間の質疑応答では、指導教員やコメンテーターをはじめとする先生方から鋭い質問も投げかけられ、活発な意見交換がなされました。

 経済学研究科では、合同演習での発表を修了要件の一つと位置付けており、修士課程は2回以上、博士後期課程は3回以上、発表することが必須となっています。
 発表者は、この場を通じて得た成果を活かし、今後の論文作成に取り組んでいくこととなります。







龍谷大学先端理工学部の山中准教授らの研究グループは、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の源利文准教授、三重大学大学院医学系研究科の島田康人講師らとの共同研究で、環境水中に浮遊している魚類由来のRNA(環境RNA)試料から、メッセンジャーRNA(mRNA)の検出(タイピング)が可能であることを世界で初めて実証しました。同じく環境中に含まれるDNAを分析対象とした環境DNA分析(※1)では「どのような生物が生息しているのか」を検出することができ、近年環境調査で利用されるようになってきました。mRNAは生物の生理状態や成長段階に応じて発現パターンが変化するため、mRNAを環境水中から検出できれば、将来、野生生物の健康状態や水産重要種の成長の状況などDNAからでは読み取れなかったより詳細な生物情報を「水から」取り出せるようになるかもしれません。本研究は脊椎動物由来の環境RNAを対象としてmRNAの検出が可能であることを実証した初の報告例となります。本研究の成果は、研究を主動した大学院生である釣健司さん(龍谷大学理工学研究科修士課程2年)を筆頭著者として、オンライン科学誌Environmental DNA(Wiley社)で12月4日(イギリス時間10:00、日本時間19:00)に公開されます。

1.本研究成果のポイント
・魚類由来の複数種のmRNAを、飼育水から検出できることを実証した
・長く議論が続いている環境水中のDNAの放出源について、鰓や体表で特異的に発現するmRNAを検出して由来組織を推定し、環境RNA分析によるmRNAタイピングの利用実例を示した
・mRNAを対象とした環境RNA分析の実行可能性を証明し、環境DNA分析と合わせた非接触での生物情報分析に新たな方向性を示した

2.発表論文
タイトル: Messenger RNA-typing of environmental RNA (eRNA): A case study on zebrafish tank water with perspectives for the future development of eRNA analysis on aquatic vertebrates
和訳:環境RNA分析におけるメッセンジャーRNAタイピング:ゼブラフィッシュの水槽水を用いた検出例と水生脊椎動物を対象とした環境RNA分析の将来展望
著者:釣健司、池田静也、廣原嵩也(龍谷大学)、源利文(神戸大学)、島田康人(三重大学)、山中裕樹(龍谷大学)
掲載先:Environmental DNA (Wiley社)https://onlinelibrary.wiley.com/journal/26374943

3.関連情報
山中研究室における研究の紹介記事:
https://newspicks.com/news/4683978/body/

4.本研究内容に関する問い合わせ先
■龍谷大学先端理工学部 准教授
 生物多様性科学研究センター センター長
 山中裕樹(やまなかひろき)
 電話番号:077-544-7113 
 E-mail: yamanaka@rins.ryukoku.ac.jp
 研究室webサイト: http://edna-lab.org/

■神戸大学大学院人間発達環境学研究科 准教授
 源利文(みなもととしふみ)
 電話番号:078-803-7743 
 E-mail: minamoto@people.kobe-u.ac.jp 
研究室webサイト: http://www2.kobe-u.ac.jp/~minamoto/

■三重大学大学院医学系研究科 講師
 三重大学次世代創薬ゼブラフィッシュスクリーニングセンター 代表
 島田康人(しまだやすひと)
 電話番号:059-231-5411 E-mail: shimada.yasuhito@mie-u.ac.jp
 研究室webサイト: https://cancer-zebrafish.mie-u.ac.jp/

5.研究内容の詳細
水中に漂っているDNAを回収・分析して生息している種を推定するという環境DNA分析は、魚類等の大型生物を対象としてここ10年ほどで急激に技術的発展を遂げています。対象生物を捕獲することなく「水から」検出できる簡便さから、生物多様性の観測や水産資源の管理に革命をもたらす技術として期待されおり、一般社団法人環境DNA学会が設立されるなど、社会実装に向けた動きが進んでいます。

ただ、DNAを手掛かりとして検出をする場合、放出した個体が若い個体なのか老齢個体なのか、生きているのか死んでいるのか、といった区別ができません。どのような種がその水域に存在しているのかを知ることができるだけでも有用ですが、さらに詳細な生物情報を水から取り出せないかという期待が大きくなってきていました。メッセンジャーRNA(mRNA)は生物が特定のタンパク質を合成するときにDNA上の遺伝子情報をもとに一時的に合成される核酸物質であり、これを解析することでその個体がどのような状態であるのかを推定できます。環境水中には水生生物の細胞が剥がれ落ちたものが浮遊していると想像されていましたので、環境DNA分析と同じように環境水中からRNAを回収して分析できるのではないかという見込みがありました。しかし、これまで脊椎動物を対象とした環境RNA分析によるmRNAの検出例はありませんでした。

本研究では実験動物として有名なコイ科魚類、ゼブラフィッシュ Danio rerio を使用し、その飼育水槽水から環境RNAをろ過によって回収し、抽出・生成した後、逆転写PCR(※2)によって、鰓と表皮で特異的に発現する遺伝子(それぞれclc2cとmuc5.2)のmRNAを検出しました。これによって、脊椎動物のmRNAを環境水中から回収して検出が可能であることを示し、また、長らく議論の対象となっている「環境DNAは魚類のどこから放出されているのか」という問いに部分的に答えることができました。clc2cとmuc5.2の検出成功は鰓や体表組織から剥がれ落ちた細胞が環境DNA(および環境RNA)の由来の一つとなっていることを強く示していますし、同時に分析した他の複数のmRNAの検出結果から、腸管なども放出起源となっていることが示唆されました。環境DNAおよび環境RNAの由来については知見が少なく、今回得られた情報や研究アプローチそのものが、これら核酸物質の環境水中での動態のさらなる解明に貢献するものと思われます。


図 本研究で行った実験の流れ

なにより、脊椎動物由来の環境RNAに対して、特定のmRNAを狙って検出(タイピング)できることを実証した例は本研究が初めてであり、極めて分解が早く検出は困難と思われていた分析が可能であると示されたことで、環境RNA分析の研究開発が促進されるはずです。将来的には、野生生物の成長段階の推定であったり、特定の病原生物への感染を検知したり、といった生物の保全や資源の管理に有益な分析手法へと展開できる可能性があります。ただし、現状ではDNAの情報に比べて、生物種ごと、遺伝子ごとのmRNAの情報の蓄積(データベース化)はかなり遅れています。興味のある現象(生理状態や感染の成立プロセスなど)を的確にとらえる指標とすべきmRNAはなんであるのかを、適切に選び出せるに足る十分な情報の蓄積が必要です。技術的にはmRNAタイピングが環境RNA分析で可能であると示された今回の研究を契機として、そうした基礎情報の蓄積も活発化することを期待しています。

6.用語解説
※1 環境DNA分析:水や土など、環境中の媒質に含まれているDNAを対象として、それを回収・分析するよことによって生息している種の検出や遺伝的な多様性などの情報をえる分析手法のこと。魚類等の大型生物を対象とした分析技術の開発が過去10年ほどの間に急速に発展し、生物多様性観測における一般的な調査手法の一つになりつつある。
※2 逆転写PCR:RNAをPCR(Polymerase Chain Reaction)で増幅させる場合、DNAの場合と違い、まずRNAをDNAに変換してからPCRをする必要がある。RNAを相補的DNA(cDNA)に変換するステップを逆転写と呼ぶことから、RNAを対象としたPCRは逆転写PCRと呼ばれる。

7.広報窓口
龍谷大学 学長室(広報) 
TEL: 075-645-7882 Email: kouhou@ad.ryukoku.ac.jp

神戸大学総務部広報課 
TEL: 078-803-6678 Email: ppr-kouhoushitsu@office.kobe-u.ac.jp

三重大学企画総務部総務チーム広報室 
TEL: 059-231-9789 Email: koho@ab.mie-u.ac.jp


<!-- GET_Template id="body_default" module_id="" -->

id: category_list

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

サブカラムで使用しているカテゴリーリストを表示します
<!-- GET_Template id="category_list" module_id="" -->

id: category_entry_summary

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

カテゴリーエントリーサマリーを表示しています
module_id モジュールIDを指定します
  • 【報告】第18回NGOスタディツアー合同説明会開催

    6月23日(土)龍谷大学大阪梅田キャンパスにて、特定非営利活動法人関西NGO協議会と株式会社マイチケットとの共催で、第18回NGOスタディツアー合同説明会を開催しました。 当日は、スタディツアーを企画しているNGOなど14団体がブースを出展しそれぞれのスタディツアーを紹介しました。約80名の来場者はNGOスタッフやスタディツアー参加経験者から直接お話を聴き、熱心に質問をしていました。 この説明会で紹介した、夏期休暇中に実施されるスタディツアーの資料はボランティア・NPO活動センターにもありますので、関心の...

  • 全国放送 BS11 「フランス人がときめいた日本の美術館」で龍谷ミュージアムが紹介されます。

    全国放送BS11の番組「フランス人がときめいた日本の美術館」において、龍谷ミュージアムが1時間番組として取り上げられます。 同番組は日本国内、海外でも発刊され美術ファンの間でベストセラーとなっている書籍『フランス人がときめいた日本の美術館』(集英社インターナショナル)・海外版『The art lover’s guide to Japanese museums』(THE JAPAN SOCIETY)を番組化したもので、著者で数々の美術展をプロデュースしているフランス人の美術史家ソフィー・リチャード氏のメッセージをもとに、旅人が日本の美術館の魅力・価値を発見...

  • 第18回ACジャパン広告学生賞において、理工学部情報メディア学科所属学生制作のCM動画が奨励賞を受賞

    第18回ACジャパンCM学生賞(※)のテレビCM部門において、理工学部の情報メディア学科開講科目『コラボレーション演習』の演習で制作した「こんな世界にしたいですか」が、奨励賞を受賞しました。今回の受賞は、日本全国の大学や専門学校から応募のあった260作品の中から選ばれたもので、情報メディア学科の学生が受賞するのはこれで6度目の受賞となります。今回奨励賞を受賞したテレビCM動画は、情報メディア学科所属の4名のチームで制作されました動画です。 (※)ACジャパン広告CM学生賞・・・日本の未来を担う若い世代が広告制作を...

  • 農学部食品栄養学科 上田由喜子教授が「栄養関係功労者の厚生労働大臣表彰」を受賞

    この度、農学部食品栄養学科 上田由喜子教授が、「栄養関係功労者の厚生労働大臣表彰」(栄養士養成功労者区分)を受賞されました。 この賞は、栄養改善及び食生活改善事業の普及向上等に功労のあった者の労苦に報い、他の模範とするため厚生労働大臣表彰を行い、もって栄養行政の一層の推進に資するものです。 上田教授は、病院、小学校、保健所など管理栄養士主要な職種で勤務されたのち、複数の大学で管理栄養士養成に携わってこられました。また、栄養教諭制度の創設期には普及啓発活動に多大な貢献をされました。行政栄養士として...

  • こと京都「NOUJINアカデミア」の協力を得て、実践的な学び【経営学部】

    細川ゼミ(基礎演習、2年)では今学期、こと京都(農業生産法人)が取り組む「NOUJINアカデミア」とタイアップした実践的な学びを進めています。「NOUJINアカデミア」は、農業従事者の減少と高齢化、耕作放棄地の増加などで深刻な状況にある日本農業の再生、振興を目ざしたものです。学校や地域などで農業に対する関心を高めるさまざまな取り組みを進めています。 今年1月、細川ゼミでは、同社の向島工場を訪問しました。その際に「九条ねぎのまんまる焼き」を試食させていただき、学生たちは率直な感想や要望をお伝えしました。そ...

  • 菊池 モアナ 氏(Borderless Tanzania Limited)「すべての命が祝福される社会へ-アフリカで挑戦する女性起業家-」

    本学では、自らの事業や行動を通じて、主体的に社会の変革をリードする「価値創造力」や、他者の幸福に資することを考え行動するマインドを育むことを目的として、ビジネスや事業を学生が生み出す支援を続けています。今回、大学時代のタンザニアでの調査をきっかけに、過酷な環境に置かれたタンザニアの女性の状況を知り、ボーダレス・ジャパンに入社、生理用ナプキンの製造・販売を行う会社を起業した菊池モアナさんに現地からご講演いただきます。是非ご参加ください。 なお、本講演会は2024年度「社会起業家育成プログラム」の一環...

  • 龍谷ジュニアキャンパス 里山の昆虫を観察しよう

    龍谷の森の環境にふれよう! 日 時:2017年6月3日(土)13:00-16:00 (集合時間 12:50) 延期日:2017年6月4日(日) 集合場所:瀬田キャンパス RECホール2階211教室 かつての里山林「龍谷の森」は生き物の宝庫です。いろんな植物が生え、植物を食べる虫がいて、この虫を食べる鳥などがいることで生態系が成り立っています。この教室では、里山の昆虫の観察を通じて、生態系の仕組みや自然の楽しみ方を紹介します。

  • 筆記試験対策講座&全国一斉WEB模擬テスト受検会

    ■ 企業の採用選考や一部の公務員試験でも導入 ■ 大手企業の選考突破には対策が必ず必要 ■ 「就職活動で力をいれておけばよかった」の上位項目 採用活動において多くの企業が就活生に課す筆記試験。通過しなければ、面接で自分の気持ちを伝えることができない場合もあります。 この講座では、筆記試験の対策方法から得点するためのコツを解説。講座内で受検するWEB模擬テストは今の自分のレベルがわかります。 筆記試験対策はやればやるほど成果がでます。ぜひ2回とも受験してください。 【日 時】 2025年11月5日(水)17:00~18:30 2...

  • 進学相談会

    龍谷大学入試アドバイザーが、各地の進学相談会で受験生の個別相談に対応。 キャンパスの雰囲気や大学生活、入試制度、学費、各学部の特色等について分かりやすくご説明します。 主催業者:栄美通信

  • テスト

    テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。テキストが入ります。

  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    ■履修<履修登録手続編>重要 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認 「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ 「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修編 「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科目編 「教養科目で残りの科目を決めよう」 4分半 5.予備・事前登録 「科目を決めたら登録しよう 予備・事前登録」 2分半 6.本登録 「本登録しよう...

  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    国際学部 履修<履修登録手続編> ■履修<履修登録手続編>重要 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修科目編「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科...

<!-- GET_Template id="category_entry_summary" module_id="" -->

id: tagfilter

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

タグフィルターを表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="tagfilter" module_id="" -->

id: news_list

作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

コメント

ニュース一覧を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="news_list
" module_id="" -->

id: news_list_see_more

作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

コメント

ニュース一覧(20件ごと)を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="news_list_see_more
" module_id="" -->

id: news_latest_list

作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

コメント

ニュース一覧(最新4件)を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="news_latest_list
" module_id="" -->

id: news_detail

作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

コメント

ニュース詳細を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="news_detail
" module_id="" -->

id: event_list

作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

コメント

イベント一覧を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="event_list
" module_id="" -->

id: event_list_see_more

作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

コメント

イベント一覧(20件ごと)を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="event_list_see_more
" module_id="" -->

id: event_latest_list

作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

コメント

イベント一覧(最新8件)を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="event_latest_list
" module_id="" -->

id: event_detail

作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

コメント

イベント詳細を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="event_detail
" module_id="" -->

id: news_chart

作成者KDL沖

作成日2017/05/08

コメント

多言語用ニュース一覧を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="news_chart
" module_id="" -->

id: event_chart

作成者KDL沖

作成日2017/05/08

コメント

多言語用イベント一覧を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="event_chart
" module_id="" -->

id: attention_list

作成者KDL藤川

作成日2017/05/15

コメント

重要なお知らせ一覧を表示します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="attention_list
" module_id="" -->

id: news_items

作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

コメント

エントリー本文を表示します
ユニット開始前にインクルードの条件に合うファイルがあった場合、カスタムフィールドの表示ができるようになっています
ページャー、日付の表示はモジュールIDを作成して調節します
module_id モジュールIDを指定します
<!-- GET_Template id="news_items
" module_id="" -->

id: tag_list

作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

コメント

タグ一覧を表示します
module_id モジュールIDを指定します
  • キーワードで絞る
<!-- GET_Template id="tag_list" module_id="" -->