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政策学部 今里ゼミ28人が7月17日〜19日の2泊3日、京丹後市宇川で合宿を行いました。

〈7月17日〉
 今回、初めてお試し住宅に泊まりました。お試し住宅は、うかわの地域運営組織がつくったはじめての空き家対策住宅です。二階建ての一軒家で、1家族で暮らすには十分すぎるほど広く、とても過ごしやすいお家でした。



〈7月18日〉
 朝から地域の方にガイドしていただきながら、「上野のまちあるき」を行いました。神社や空き家、花畑、高台など、これまで訪れたことのない場所を巡ることができました。
 私たち11期生は現在、空き家について研究しています。今回、上野地区の空き家を見て回りました。そこで感じたことは、どの家も本当に大きい!ということです。母屋だけでなく、納屋や蔵がある家が多く、現在の核家族では広すぎるほどの立派なお家ばかりでした。実際に見て回ることで、新たな発見がたくさんありました。これからさらに詳しく調べていきたいと思います。
 午後からは、宇川温泉のすぐ近くにある今里田で草抜き・草刈りを行いました。有機農業で育てている田んぼでは雑草もたくさん生えてきます。今年は今里先生が田んぼの中の雑草を若いうちに刈り取ってくださっていたおかげで、稲はとても青々と元気に育っていました。このまま獣害や天候に負けることなく、たくさんのお米が収穫できることを願っています。 作業後は宇川の海へ!とても水がきれいで、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
 夜には上野区民館で、学生と地域の方々とのご飯会を開催しました。地域の方々とたくさんお話しすることができ、とても貴重で楽しい時間になりました。



〈7月19日〉
 この日も朝から田んぼで作業を行いました。本当に暑い一日でした。地域の方にもお手伝いいただき、田んぼの獣害対策を行いました。まずは田んぼの周りを囲うための鉄柵や資材を調達し、作業をスタートしました。これまではネットで二重柵を作っていましたが、鹿が侵入しようとして支柱が折れ、ネットも倒されてしまいました。そのため今回は、新たに鉄柵を設置することになりました。さらに、ネットと鉄柵の間に黒いマルチシートを敷き、雑草対策も行いました。約3時間の作業は暑さもあり大変でしたが、みんなで協力しながら無事に終えることができました。ご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
 午後からは宇川アクティブライフハウスで開催された水鉄砲合戦に、運営スタッフとして参加しました。今里ゼミではスーパーボールすくいとフライドポテトを担当し、他にもさまざまなお手伝いをさせていただきました。地域の子どもたちとたくさん関わることができ、とても楽しい時間でした!フライドポテトも好評で嬉しかったです。



 2泊3日の合宿では、農作業や地域での活動を通して、多くのことを学び、地域の皆さんともたくさん交流することができました。今回の合宿で関わってくださった地域の皆さん、本当にありがとうございました!
 これからも今里ゼミ一同、宇川での活動に取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします!


 政策学部 金ゼミが、2026年7月24日・25日に開催された大阪天神祭りのごみゼロ作戦の環境ボランティア活動に参加しました。毎年恒例となっている活動ですが、今年もゼミ生の自主的な活動として実施されました。


 天神祭は、大阪市で毎年7月24日・25日に開催される日本三大祭の一つであり、約1000年以上の歴史を持つ伝統的な祭りです。祭り期間中は、陸渡御(りくとぎょ)や船渡御(ふなとぎょ)、奉納花火などが行われ、国内外から毎年約130万人もの来場者が訪れる大阪を代表する大規模なイベントとなっています。
 一方で、多くの来場者が集まることから、大量のごみが発生することも課題となっています。そのため、ごみの分別やリサイクルの推進、ごみのポイ捨て防止を目的として、多くのボランティアが活動しています。

 天神祭ごみゼロ大作戦は、日本三大祭の一つである天神祭において、大量に発生するごみの削減と適正な処理を目的として実施された環境保全活動です。
 2026年7月24日(宵宮)・25日(本宮)の2日間で、主に南天満公園や桜ノ宮公園周辺を会場として行われました。この活動は祭りで発生する廃棄物について「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を推進し、来場者が快適に祭りを楽しめる環境づくりを目的としています。

 主な活動内容として、来場者へ分別を呼びかける「エコステーション」の設置、繰り返し使用できる「リユース食器」の導入、散乱ごみの回収・清掃活動などが行われました。エコステーションにはボランティアスタッフが常駐し、ごみの分別方法を案内することで資源のリサイクル促進とポイ捨て防止に取り組みました。また、リユース食器を活用することで使い捨て容器の削減を図り、ごみの発生そのものを減らす工夫がなされました。


 天神祭では毎年120万人以上が訪れ、過去の調査では2日間で少なくとも約60トンものごみが発生しています。そのため、この活動は環境負荷の軽減だけでなく、来場者一人ひとりが環境問題について考え、行動するきっかけづくりとしても重要な役割を果たしています。行政や環境団体、企業、ボランティアが協力し、伝統ある祭りと環境保全を両立させる持続可能な取り組みとして実施されています。


 金ゼミでは、7月24日と25日の2日間にわたり、この活動に参加しました。
 24日は12名25日は4名のゼミ生が参加し、エコステーションでのごみ分別の案内や、リユース食器、ペットボトル、缶などの分別回収を行いました。また、担当エリアを巡回しながら散乱ごみや放置されたリユース食器を回収し、会場周辺の環境美化に取り組みました。さらに、募金活動への協力を呼びかけ、活動への理解と支援をお願いしました。それぞれが役割を分担しながら活動に取り組み、祭り会場の環境美化に貢献するとともに多くの来場者に環境保全の大切さを伝えることができました。


 この活動を通して得た最大の学びは、「ごみゼロ」の実現には回収設備などのインフラ整備だけでなく、参加者一人ひとりの当事者意識が不可欠だということです。現場にエコステーションという回収の仕組みが用意されていても、分別ルールが守られなければ運営側に多大な負担がかかります。非日常の熱気の中で次々と発生する大量のゴミを目の当たりにし、私たちの消費行動の裏側にある環境負荷の大きさを痛感しました。伝統ある天神祭を持続可能な形で未来へ引き継ぐためには、イベントの主催者だけでなく、訪れる側も単なるお客様ではなく「祭りを構成する一員」として責任ある行動をとる必要があると深く理解しました。

 炎天下での活動は体力的に大変でしたが、来場者との交流を通じて人の温かさに触れる機会も多く、「暑い中ありがとう」「ご苦労様」と声をかけて、丁寧に分別へ協力してくださる来場者の存在が活動の大きな励みになりました。
 これまでお祭りを来場者として楽しむ立場でしたが、運営を支える多くの人々の存在を知ったことで視野が大きく広がりました。今回の貴重な経験を忘れず、今後は日々の生活の中でも自分が出すゴミのゆくえに関心を持ち、小さなことから環境への配慮を行動に移していきたいです。



 龍谷大学経済学部の入門演習5組(神谷ゼミ:1年生21名、サポート役として4年生のピアサポーター1名)は、7月22日(水)に深草キャンパス内にて「ワールドフードフェス」を開催しました。本イベントには、ゲストとして本学の教職員や学部生、留学生が多数招かれ、笑顔と美味しさがあふれるあたたかい交流の場となりました。今回のイベントに向けて、1年生たちは約3週間かけて段階的に準備を進めてきました。

STEP 1:図書館の専門書で深掘りするアナログな探究
クラス内で5つの班に分かれた学生たちは、自分たちが調べてみたい国(アメリカ・イタリア・ドイツ・韓国・ベルギー)を自ら選定。ネット検索をあえて一切禁止し、図書館に赴き、専門書籍をもとに、担当国の歴史や社会経済、観光名所などに関する事柄を手作業で分類・構造化するKJ法を実施し、対象国への課題意識を練り上げました。

STEP 2:ネット&生成AIでアイデアを具体化
ネット検索と生成AIを全面解禁し、STEP 1で整理した知識をもとに、各国の歴史や社会経済に根付いた食文化や生活様式をさらに深く調べ上げました。そして、料理メニュー、伝統ゲーム・体験、社会事情やトリビアを盛り込んだクイズなど、イベントの企画へと具体化していきました。

STEP 3:現場でのフィジカルな自己表現への昇華
得られた知見をもとに、現場での実践(調達・調理・体験)へと昇華させました。各国料理やゲームの再現、材料の買い出し、当日の調理、さらにはゲームの道具作りに至るまで、「アナログ×デジタル」の思考をフィジカル(身体性のある)な自己表現へと還元する高度なアクティブ・ラーニングを展開しました。

 当日は2年生のゼミ生によるサポートも受けながら、知性と工夫が凝縮された、以下のブースを作り上げました。

アメリカ:ボリューム満点のニューヨークスタイル・ホットドッグ
イタリア:地中海薫るブルスケッタ
ドイツ:名物のカリーヴルストをはじめとしたソーセージ盛り合わせ
韓国:定番人気のヤンニョムチキン、ソンマンドウ、トッポギ
ベルギー:各種ベルギーワッフル


 さらに食体験にとどまらず、コーンホールやボッチャ、ターラーターラーといった各国原産のゲーム体験、雰囲気を盛り上げるBGM、国にちなんだクイズ企画なども実施されました。ゲームで使用する道具までも学生たちが手作りで制作しており、温かみあふれる会場は、五感を通して異文化に親しめる空間となりました。料理を味わいながらゲームやクイズを楽しむ姿が随所で見られ、美味しく、楽しく、そして学びの深い時間となりました。以下、ゼミ生を代表して2名の感想を紹介します。

田中 耕健さん「3週間という限られた時間の中、全グループがとても質が高く個性的な出し物を考え、それを実現していて、とても刺激的な内容になっていました」

林 綾香さん「どの班の食べ物も日本で日常的に親しまれているものが多く、日本がいかに海外の食文化を取り入れてきたかがよく分かった。一方で、様々な食べ物が日本で普及している分、アレンジされがちであるので、今後は現地の留学生などを招いて、リアリティを高めることが必要だと思いました」

 今後も経済学部として、地道な探究を通じた本質的な思考力、先進的なデジタル技術の活用、そして身体を動かす実践的アクティブ・ラーニングを融合させ、学生たちの自主性とグローバルな社会経済の視野を育む先導的な学びを推進してまいります。



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