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経済学部

大原盛樹ゼミ
新興国の成長を日本に取り込む。
研究旅行④~観光編~

2018.12.13研究旅行④~観光編~

経済学部 大原盛樹ゼミ

研究旅行、最後の記事です!今回は観光編です。

私たちは、研究のための活動を行う合間、世界遺産など、数々の観光スポットを訪れました。その中でも印象的だった場所や体験を紹介したいと思います。

研究旅行2日目、私たちが中国で訪れたのが、世界遺産の万里の長城です。北京市街地から車で2時間ほどのところにある万里の長城は、外部からの民族の侵入を防ぐために建築されたものですが、実際に行ってみるとどこまでも長城が続いており、その規模の大きさに驚きました。坂は急こう配、階段も急なところが多く、行った日はまだ8月で気温も高かったため疲れましたが、中国の長い歴史を体感することができました。

インドでは世界遺産のタージマハルへ行き、インドの民族衣装であるサリーを着て観光しました。アクセサリーも付けさせていただき、サリーを着て観光している外国人が珍しかったのか、道行く人々に写真撮影をお願いされて驚きましたが、珍しい体験ができました。また、ワークショップを行った日にはマドラス大学の学生に案内してもらい、kiranaという伝統的な小売店が立ち並ぶジョージタウンという街を散策しました。いくつかのグループに分かれてマドラス大学の学生と英語でコミュニケーションを取りながら散策をして、私たちだけでは行くことのできない、人がひしめき合う街でインドの人々の日常と活気を感じることができました。

この他にも、インドでは貴重な体験をする機会が沢山ありました。象に乗ったり、水郷めぐりをしたり、裸足で寺院に入ったりと、インドならではの体験を出来たことが印象的でした。水郷めぐりをしたケララ州は私たちが訪れる数週間前に大洪水で大きな被害を受け、空港も閉鎖されていたため研究旅行にも影響が出るのではないかと心配していましたが無事予定通りに進むことができ、現地の方が私たちを歓迎してくださりました。インドといえばジョージタウンのような活気溢れるにぎやかな街をイメージしていたのですが、ケララは自然が豊かで穏やかな印象を受けました。ケララへの移動中には世界自然遺産に登録されている西ゴート山脈を通ったのですが、青々とした山が遠くまで連なっている風景が美しく、ここでも雄大な自然を体感しました。

この研究旅行では企業訪問やワークショップ、外国人へのアンケート調査などから吸収することが沢山ありましたが、観光もその国の歴史や文化を知ることが出来る素晴らしい機会となりました。バスの故障や台風による延泊など、ハプニングにも見舞われましたが、全ての体験が刺激的で、研究旅行に行かなければ二度と行けないような場所や知ることが出来ないことばかりでした。

森田 綾乃(大阪府立阿倍野高校卒業)