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経済学部

大原盛樹ゼミ
新興国の成長を日本に取り込む。
同志社大学での合同ゼミ合宿に行ってきました!

2019.01.09同志社大学での合同ゼミ合宿に行ってきました!

経済学部 大原盛樹ゼミ

11月3日から4日にかけて、同志社びわこトリートセンターの合同合宿に参加しました。同志社、広島修道、慶応、京都、龍谷、明治、立命館、阪南の8大学10ゼミ、人数にして約150名の大規模な研究報告会です。各ゼミで1つの代表班を決め、代表となった班のみが報告することができます。大原ゼミでは、現在1~3班が存在しています。そのため、ゼミ内での選抜報告会を行い、結果3班が報告することに決定しました。

1日目は他のゼミの報告を聞くことが中心でした。まずここで、イメージしていた報告会よりもずっと活気のある雰囲気と彼らのプレゼンテーションのレベルの高さに圧倒されました。報告者はしっかりと聴衆を見ながら発表するため集中でき、内容も自然と頭に入ってきます。質問に対しても堂々とした態度で応対しており、自分たちの研究の成果に自信をもっていることが感じられました。ここで私たちもこのレベルの報告をしなければならないのだという自覚がようやく芽生えました。

3班の報告した「日本のブランド戦略と観光」という研究の目的は、増加する訪日観光客に対し、観光満足度を高めることで彼らの中の日本のブランドイメージを向上させ、帰国後の日本製品への購買意欲を高めるための政策を考案することです。

この合同ゼミは一つの報告が20分、質疑応答が15分と、他の大規模な報告会と比べて議論をじっくりできる時間が設けられています。学生やゼミを指導する先生方から厳しい質問が飛んでくることが予想されます。そのため、前日は報告に備え、原稿の読み合わせやパワーポイントの調整などに深夜まで励みました。2回生も3回生も全員が担当する箇所を納得がいくまで練習した甲斐もあり、本番では満足のいくプレゼンテーションをすることができました。心配していた先生方からの厳しい質問にもしっかりと応対でき、終わった後の昼食会ではお褒めの言葉をいただくことができました。

大原ゼミの共通テーマは「発展途上国の成長を日本に取り込む」です。国や経済発展水準の違いを意識した経済学的な研究です。一方、合同ゼミの他の研究は、特定の産業や企業のこの先の発展を考えたり、オリジナルブランドの商品企画を紹介するなど、経営学的なものが中心でした。日頃聞けないような内容ばかりでしたが、身近で興味を惹かれるものが多かったです。ただ内容が面白いだけでなく、報告の際に自分たちの成果物を映像など目に見える形にするなど工夫がされていました。そのために研究内容を初めて聞く私たちにもイメージがしやすく、私たちも次回別の場で報告する際にはこれらをぜひ取り入れたいと考えました。

自分たちの報告だけでなく、他大学の学生の報告を聞いてそれに対し質疑応答を行い、また、彼らの意欲的な姿勢に触れることで自分たちが活動する上での意識を高める貴重な体験ができました。

今回の体験で学んだことを生かし、これからの西日本インカレ合同研究会、WEST論文研究発表会では一層完成度の高い報告ができるよう励みたいです。

吉永 楓香(京都府立向陽高校卒業)