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政策学部

石原凌河ゼミ
いつか来る災害へ 立ち向かい未来につなぐ学び。
「こども梧陵プロジェクト」に参加して②

2018.11.09「こども梧陵プロジェクト」に参加して②

政策学部 石原凌河ゼミ

私たち石原ゼミは10月21,22日に和歌山県広川町でこども梧陵プロジェクトの一環である「こども梧陵ガイド」の本番とまとめ活動に参加してきました。「こども梧陵ガイド」は、稲むら火の館で小学生たちが1日梧陵ガイドとして来館者に、自分たちで考えたクイズを出題するものです。

1日目は上で述べた内容を実際に行いました。子どもたちは濱口梧陵に関する知識や広川町に関することや、過去に起こった災害などをクイズとして出題し、またクイズの途中には子どもたちが津波の歌を披露しました。子どもたちは広川町や濱口梧陵はもちろん津波の知識までたくさん知っていて、私たちもとても勉強になりました。

2日目はまず、広川町でまち歩きを行い、広村堤防や濱口梧陵の感恩碑、広八幡神社などを見学しました。地域の歴史はもちろん、濱口梧陵がいかに凄い人物であったのか直に知ることが出来ました。︎また、津波についても深く考えさせられるとてもいい機会になりました。その後、広小学校で子どもたちと7月のクイズ作りから前日の本番までを通した感想や意見の交流、「こども梧陵ガイド」に参加した子どもたちへ感謝状の贈呈を行いました。子どもたちからは、「大学生と一緒に出来て良かった」「来年も参加出来るならまたやりたい」など楽しさが伝わって来る感想だけでなく、「地震や津波が来ても今の地域がこのまま残って欲しい」という地域への思いを聞くことも出来ました。

今回の「こども梧陵プロジェクト」を通して、子どもたちが災害に対してしっかり考えを持っていること、地域に対しての思いが強いことが分かりました。今後のプロジェクト活動では、小学生を対象にした防災教育を行うので、今回の経験を活かしていきたいと思います。

堂薗 夢叶(龍谷大学付属平安高校卒業)