社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 特任准教授 坂本清彦)では、実習先である滋賀県栗東市のNPO法人「縁活」で、障がい者が農業に携わる農福連携事業に関わることで、受講生たちが地域づくりの活動を経験・展開しています。
その一環として、12/13(金)には、「縁活」が運営する農福連携事業“おもや”で自然栽培されたさつまいもの焼き芋などを、本学の瀬田キャンパスに設けたマルシェで販売しました。
このイベントでは、農福連携・おもや・障がい者福祉・農業について学生や教職員に知ってもらうこと、受講生の課題把握力・企画力・実行力・コミュニケーション・交渉力を向上させることを目的としました。
マルシェの開催にあたり、本実習の受講生たちはチラシの作成やプロジェクト紹介ポスターの作成、ポップ作り、開催場所の確保にかかる打ち合わせなどといった準備作業をおこないました。さらに、深草学舎の経済学部 西川ゼミの皆さまにもお手伝いいただきました。寒い中での参加に心より感謝申し上げます。
当日、人通りが少ない時間帯には呼び込み担当の受講生たちが看板をぶら下げてキャンパス内を練り歩きました。マルシェでは、焼き芋の他に、クッキー、パウンドケーキ、ドーナツなどが店頭に並び、寒空の中、通りすがりの学生や教職員らが足を止めてくれました。
人通りが多くなる昼休みの時間帯には、用意していた焼き芋が大人気で予想を超える売れ行きとなり、終了時間前に全部完売しました。
来訪者にマルシェについての意見や感想を書いてもらいました
受講生は、農福連携やおもやについて知ってもらうためポスターを作成し、農福連携についての知識、ポスターを見て気になった点、今回のマルシェについて、来訪者の意見や感想を書いていただきました。
とても盛り上がったマルシェでしたが、焼き芋がすぐに売り切れてしまったことなどから、受講生からは「もっと多く商品を仕入れたり、マルシェのもっと開催することを来年度以降検討してみててもよかったのではないか」といった感想も出されました。
農福連携プロジェクトの受講生たちは楽しみながらマルシェを準備し実行してくれました!
受講生たちは、今回の経験を踏まえて、2025/1/10(金)に控えている「社会共生実習活動報告会」で農業、福祉、そして農福連携の可能性について深めた理解や見出した課題について発表する予定です。
社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。
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