2024.12.23
政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト 第6回フィールドワークを実施【政策学部】
2024年12月8日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(担当:石倉研准教授)の2024年度第6回フィールドワークが実施され、「企業連携班」の学生4名が参加しました。
今回のフィールドワークの目的は、以前から計画していたたまねぎ型のランプシェード制作を進めることでした。10月に行われた前回のフィールドワークでは、竹をくり抜いたり輪切りにしたりしてランプシェードの骨組みを作りましたが、その加工の難しさに直面しました。
前回の反省を踏まえ、今回は竹ひごを編むことでたまねぎ型の構造を作る方法を採用しました。まず、竹細工の先生から竹編みの技法について指導を受け、「六つ目編み」と呼ばれる六角形の編み目を作る技術に挑戦しました。この編み方はなかなか難しく、特に編み方の法則性を理解するのに時間がかかりました。しかし、午前中の作業で先生と協力し、なんとかたまねぎ型の外形を一つ完成させることができました。
午後は、午前中に制作したたまねぎ型の外形に、前回のフィールドワークで漉いた和紙を貼り付けるチームと、新たに2つ目のたまねぎ型ランプシェードを製作するチームに分かれて作業を進めました。和紙を貼るチームは、たまねぎの形を損なわないよう細かく切りながら、何度も調整して丁寧に貼っていきました。六つ目編みを担当するチームは、途中かざぐるまの製作で練習しつつ、最終的には一人でもかなりの段階まで作成できるようになりました。
あっという間に作業時間のリミットが来ましたが、なんとか形にすることでできてホッとしました。

完成したランプシェード