2019.02.04
2018年度 研究成果報告会【古典籍デジタルアーカイブ研究センター】
開催日時 | 2019年03月11日 ~ 2019年03月11日 |
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開催場所 | 龍谷大学深草キャンパス 和顔館 1階 アクティビティホール |
お問い合わせ | 龍谷大学世界仏教文化研究センター事務部 Tel:075-343-3458 内線:5407 |
古典籍デジタルアーカイブ研究センターでは、「龍谷大学学内資金指定事業型研究プロジェクト」として、2017年度より「文化財・学術資料の多面的公開のためのデジタルアーカイブ形成」に取り組んでおります。
本学の建学の精神に基づいて収集した古典籍・文化財のデジタルアーカイブ資産を有効活用し、超臨場感技術等の最先端の手法を用いて、学術資料の多面的公開のためのデジタルアーカイブを形成すること、また、文理連携型の学際研究と国際敦煌プロジェクトとの国際連携の実績を基に最新の研究成果や科学分析等を通じて時代考証などの考察を加え、文化財・学術資料の保存・修復・継承を支援し、次世代デジタルミュージアムの構築をめざすことを目的としています。
人文系の「コンテンツ研究」、理工系の「公開手法研究」と「アーカイブ研究」の3つの研究グループからなり、単なる研究のための研究に留まらず、これまでにない斬新な方法で多面的に公開していくことも重要なテーマとしています。
本年度も研究成果報告会を開催します。聴講は自由ですので、ご興味をお持ちの方はご参加ください。
13:35-14:20
グループC【クロスモダリティ・デジタルアーカイブ研究】司会:小川 圭二
奈良絵本で用いられている赤色系顔料の高温における電子状態
○藤原 学(理工学部物質化学科・教授)
本多 佑己(理工学部物質化学科・4年生)
建造物彩色の科学分析-清水寺五重塔の剥落顔料を中心に-
○森 正和(理工学部機械システム工学科・講師)
小西 遥平(理工学部機械システム工学科・4年生)
数値制御工作機械を用いた彫金文様の再現
○小川 圭二(理工学部機械システム工学科・准教授)
14:25-14:55
グループA【文化財・学術資料コンテンツ研究】司会:森 正和
大谷隊・ドイツ隊収集資料の統合目録とIDPとの関係について
○三谷 真澄(国際学部国際文化学科・教授)
南方熊楠資料のデータベース作成について
○松居 竜五(国際学部国際文化学科・教授)
15:05-16:35
グループB【文化財・学術資料公開手法研究】 司会:曽我 麻佐子
超高精細デジタルアーカイブデータの展観手法事例
○岡田 至弘(理工学部情報メディア学科・教授)
少林寺拳法のモーションアーカイブとインタラクティブシステム
○曽我 麻佐子(理工学部情報メディア学科・准教授)
音のエリア再生における遺伝的アルゴリズムを用いた制御点の決定方法
○安枝 和哉(理工学研究科情報メディア学専攻・博士3年生)
片岡 章俊(理工学部情報メディア学科・教授)
視野画像からの空間の快適条件抽出 (アンドロイドを用いた照明制御)
○小野 景子(理工学部電子情報学科・講師)
体を使って楽しむインタラクション環境をめざして
○外村 佳伸(理工学部情報メディア学科・教授)
コンテンツ管理での仮想化技術の活用
○芝 公仁(理工学部情報メディア学科・助教)
16:40-17:00
プロジェクト代表総括・ディスカッション
三谷 真澄(古典籍デジタルアーカイブ研究センター(DARC) センター長)