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2020.01.09

SBS(揺さぶられっ子症候群)仮説をめぐるセミナー【犯罪学研究センター共催】

虐待を防ぎ冤罪も防ぐために、いま知るべきこと

開催日時 2020年02月14日 18:00 ~ 2020年02月14日 20:00
開催場所 【東京】弁護士会館17階 1702AB会議室
お問い合わせ 日本弁護士連合会 法制部法制第二課  TEL 03-3580-9875

SBS(揺さぶられっ子症候群)仮説をめぐるセミナー
「虐待を防ぎ冤罪も防ぐために、いま知るべきこと」


SBS仮説をめぐって、司法界が揺れています。
2019年(令和元年)10月25日、大阪高裁は、「SBS理論を単純に適用すると、極めて機械的、画一的な事実認定を招き、結論として、事実を誤認するおそれを生じさせかねない」と述べ、乳児を揺さぶり死亡させたとして起訴され、一審で有罪判決を受けた祖母に対し、逆転無罪判決を言い渡しました。

SBS仮説の安易な適用については、重大な疑問が呈されています。
虐待は防がなければなりません。他方で、冤罪や誤った親子分離もあってはならないのです。いま知るべきことについて、徹底的に議論します。

日時:2020年2月14日(金) 18時00分~20時00分
場所:弁護士会館17階 1702AB会議室 >>会場地図
   東京都千代田区霞が関1-1-3(地下鉄霞ヶ関駅B1-b出口直結)
参加:無料・事前申込不要 どなたでもご参加いただけます。

講師:
- 埜中正博 氏(関西医科大学医学部診療教授)
- 笹倉香奈 氏(甲南大学法学部教授)
- 岩佐嘉彦 弁護士(子どもの権利委員会委員長)
- 秋田真志 弁護士(日弁連刑事弁護センター副委員長)
- 川上博之 弁護士(日弁連刑事弁護センター幹事)

内容:
・医学的に見たSBS問題に関する報告
・国内の無罪事例、裁判の状況に関する報告
・国外の状況(無罪判決など)に関する報告
・パネルディスカッション

主催 :日本弁護士連合会 >>主催者HP
共催:関東弁護士会連合会、東京三弁護士会、大阪弁護士会、甲南学園平生記念人文・社会科学研究奨励助成研究「児童虐待事件における冤罪防止のための総合的研究グループ」、龍谷大学犯罪学研究センター科学鑑定」ユニット
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