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2017.10.10

協定型インターンシップ参加者へのインタビュー(国際学部)

国際学部 国際文化学科3回生柴田早紀さんが、協定型インターンシップを利用し、株式会社京都東急ホテルへインターンを経験しました。
経験についてのインタビュー内容を掲載します。
インターンシップに参加することで、大学在学中に学修の幅を広げられると同時に多様な経験ができます。
今後、インターンシップを考えている方は柴田さんの回答を参考に、是非挑戦してみてください。

Q1なぜインターンシップに参加しようと思ったのですか。
働くとはどういうことなのか、日本の観光業界の取り組みについて、知りたいと思い参加しました。二年次に、旅行会社への協定型インターンシップに参加し、その際、旅行を提供する側の仕事を経験する事で、受け入れる側の取り組みを学びたいと思うようになりました。非日常の空間の中で、お客様に安心感を提供するホテルでのおもてなしを学ぶ為、今回の協定型インターンシップへ参加を決意しました。

Q2インターンシップをして最初にぶつかった壁は何でしたか?
一番の壁は、ホテルならではの言葉遣いです。お客様へのロビーでの挨拶はもちろん、お部屋の説明の仕方等、丁寧さと分かり易さが求められます。余りに緊張してしまい、声が小さくなってしまう事や、常連のお客様には、「研修生?」と聞かれる事が多々ありました。また、国内外問わず様々な年代のお客様がお越しになる為、お客様が違うと受け取り方も異なります。その為、その都度対応を変える必要がありました。

Q3その壁をどのように乗り越えましたか?
お部屋の説明の仕方を習得する為に、社員の方の説明を真似して、空室で何度も練習を行いました。お部屋ごとに置いている物や場所が異なる為、特徴を覚え、社員の方に案内を見て頂きました。最後には、一人での案内を任せて頂き、話す内容を徐々に増やしていき、お客様とお部屋の説明だけでなく、京都観光について話す事が出来るなど、会話の幅が広がりました。

Q4このインターンシップで何を得られましたか?
働く大変さ、そしてホテル業界のおもてなしを学ぶことが出来ました。マナーや礼儀を踏まえた上で、相手の立場に立って考える事が重要であると身を以て体感しました。「気は心」という言葉を社員の方から教えて頂き、常にお客様の行動を見て考え、小さな事にも気を掛けた丁寧な所作や挨拶、笑顔が、どんなお客様に対しても変わらないおもてなしであると学びました。

Q5インターンシップに行く前と後での自身の変化はなんですか?
インターンシップに参加し、自身の仕事に対する考え方が大きく変化しました。ホテル業界と聞くと華やかなイメージがありましたが、実際には体力が問われる事もありました。一つのホテルの中にも数多くの職種があり、自分にはどの職種が合っているか考えるきっかけとなりました。インターンシップ期間中に、多くの社員の方やアルバイトの方へ、就職活動の事や今後のキャリアプランニング、仕事のやりがい等を質問させて頂き、就職活動に正解はないと思うようになりました。残りの期間には、観光に絞らず多くの業界・職種を見ていこうと考えています。

Q6これからインターンシップをしようと考えている方へのメッセージ
参加を悩んでいる方は、是非参加してください。1,2回生の方でも、就職活動はまだ先の事と思わず、是非参加してください。普段の学校生活やアルバイトの経験とは全く異なる体験が出来ます。また、同じ業界や似たような職種ばかりでなく、様々な物に参加する事で漠然としている将来像が少しずつ明確になっていくと思います。