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2017.10.20

海外インターンシップ参加者による報告会(国際学部グローバルスタディーズ学科)

10月20日(金)3年次以降開講科目「インターンシップ・アブロード」において、海外インターン経験者による報告会が行われました。

国際学部グローバルスタディーズ学科では、正課科目として、「インターンシップ・アブロードⅠ」「インターンシップ・アブロードⅡ」があります。
本授業で学生は、企業や国際機関、行政組織やNGO/NPOなど幅広い職業分野における海外でのインターンシップに2週間〜6週間程度(合計40時間以上)従事します。
加えて、その前後に日本にて事前学習および事後学習を行います。
また、インターンシップ・アブロードⅠ・Ⅱの受講者は、インターンシップから戻ってきた学生とこれから行く学生とが共に事前/事後学習に取り組み、
相互の情報共有や学び合い(ピア・エデュケーション)ができるような学習形態となっています。

2017年度夏休みには、第1期となる5名の学生が海外インターンに参加しました。
今回の海外インターン経験者は、学ぶ側からの視点ではなく、別の視点から見た世界について考える、「働く」ということはどういうことかを体験するなどの目的を持ち、参加しました。
この経験を通し、私たちが“当たり前”と考えていることが、相手にとっては“当たり前”ではないこと、価値観やもののとらえ方が異なることを改めて体感しました。
また、ネパールでサービス業を経験した学生は、「おもてなし文化」の日本とは違い、対価に見合った働き方をするといった、働き方の違いに驚いたことを発表しました。
異文化だけではなく、留学では身につくことのなかった、臨機応変に対応する力、解決策を見いだす力、自己主張することの大切さを実感できました。

また、今回の報告会で海外インターンでの経験を共有することで、今後、インターン参加を希望している学生へのアドバイスにもなりました。

海外インターンを経験した学生だけでなく、今後挑戦する学生にも、異文化、価値観の相違を理解することの大切さ、「働くこと」に対する姿勢を、将来のキャリアに繋げるきっかけとしてほしです。


網代千菜(ネパール・ホテルレセプション)


高草圭吾(ネパール・ホテルレストランサービス)


宇野 莉里花(ニュージーランド・日本語教師アシスタント)