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2018.02.26

イランでのペルシャ絨毯研修で貴重な経験をしました。(国際文化実践プログラム)【国際学部】

テヘランの日本大使館の小林大使との記念写真。(小林大使:右から4番目)

国際学部国際文化学科では、「世界と日本をつなぐ人材」に求められる素養を、様々な実践の機会を通じて体得できるよう
必修科目として「国際文化実践プログラム」を導入しています。
そのプログラムのひとつとして、「ペルシャ絨毯研修」が2月3日~2月13日の10日間で実施されました。
また、テヘランの日本大使館を訪れ、大使の小林氏とお話しすることもでき、学生にとっては非常に貴重な体験となりました。

イランの町や村を巡り、ペルシア絨毯を作る過程を学びました。一般ではなかなか入れない有名な絨毯工房を見学したり、絨毯織りを体験したりするなどの貴重な経験をしました。
同時にペルシアの歴史やイスラーム美術などのイラン文化についても学修しました。
イランに行ったら見ることは欠かせない美しいモスクや、歴史的に重要な遺跡であるペルセポリスなどを訪問し、実際の文化に触れることができ、多くの発見や体験が詰まった10日間でした。
参加学生は、テヘラン大学の学生たちやカシュカイ族(イラン南部シーラーズ近郊の遊牧民)の村の人々など、様々な場面で現地の人々と交流する機会があり、
その方たちの親切さを感じられたことが一番の経験だったといいます。

日本で放映される中東に関するニュースから危険なイメージが強かったイランですが、親切で笑顔の素敵なイランの人々と出会い、話したことで、その認識は大きく変わったのではないでしょうか。
この研修で、本当の意味でその国の文化を学ぶことの重要性を実感し、国際学部国際文化学科として学ぶことの意義を知ることができたと思います。
今回学んだことを今後の学びにも生かし、また、家族や友人にも伝えていってほしいと思います。


カシュカイ族の村で民族衣装を着せてもらいました。


イスファハーンのハギーギー絨毯工房でペルシア絨毯の下絵に色づけしている様子。


イスファハーンのハギーギー絨毯工房での記念写真。