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2018.03.02

瀬戸内国際芸術祭を訪れました。(国際文化実践プログラム)【国際学部】

国際学部国際文化学科では、「世界と日本をつなぐ人材」に求められる素養を、様々な実践の機会を通じて体得できるよう必修科目として「国際文化実践プログラム」を導入しています。
そのプログラムのひとつとして、「瀬戸内国際芸術祭実習」が2月14日~2月18日の4日間で実施されました。

「瀬戸内国際芸術祭」は、瀬戸内海の島々を舞台に三年に一度開催される現代アート、現代美術の国際芸術祭です。島々は高齢化、過疎化により活力を失いつつある地域で、現代アートという媒体によって、国内外の観光客を集客し、島々の活力を取り戻すことをねらう長年の企画でもあります。「瀬戸内国際芸術祭」の開催以外の年でも、美術館、家プロジェクト、インスタレーションなど、さまざまなアート作品を楽しむことができます。
この実践プログラムは、瀬戸内国際芸術祭が開催される直島、豊島、犬島の3島に4日間滞在し、「なぜ瀬戸内海の島々に現代アートの作品が展開されるのか」をめぐる課題や問題点を学生が自分から確かめ学ぶことを目標とするものです。
現地を訪れる前の事前学修では、様々なアプローチ方法で、瀬戸内国際芸術祭の特徴についてグループワークを通し、どんな注目点を、何を使って情報を事前に収集するのかを明らかにながら調査しました。
事前学修で、調べた内容を現地で確かめ、さらに情報収集を行いました。
プログラムの最後には、研修の成果をまとめたグループ発表や個人レポートでプレゼンテーションを行いました。
学生のテーマは、現代アートにとどまらず、島々の歴史、経済、文化、美術、人物(安藤忠雄、北川フラム、福武總一郎)、また、キーワード(環境汚染、過疎、国内外の観光)等があり、様々な発見があったことがわかります。

このプログラムを通して、実際の芸術に触れることで、様々な経験ができました。
この経験を今後の学びにも活かしてほしいと思います。