Need Help?

News

ニュース

2018.09.18

ポートランド州立大学との国際CBLプログラム3日目【政策学部】

 ポートランド州立大学での国際CBLプログラム3日目です。
3日目の実施内容及び3日目プログラムを終えて学生の学びレポートをご紹介します。

9月12日(水)
 昨日に引き続いて、本日もポートランド州立大学の"Learning Gardens Laboratory"を訪問し、英語で説明を受けながら実際に農作業を行いました。
農作業を体験しながら、日本とアメリカでの農業の違い、"Learning Gardens Laboratory"における市民と大学との協働の仕組みなどについて学びました。





 次に、ここまでの学びを確認するために、リフレクションを行いました。なぜ学んでいるのか、ここまで学んできたことと、ポートランドで疑問に感じたことは何か、今回得た学びを今後どのように活かしたいか、などを言語化し、それぞれ意見を出し合いました。
 そして最後に、プログラム最終日には自分自身がどのような気持ちでいたいのか、発表しました。



■ 学生からのレポート
[政策学部4年生 石家由実子]
 ラーニングガーデンでの農作業体験では、トマト、パプリカ、パセリなど沢山の野菜を採取しました。実際に手と足を使って自然に触れることで、食のありがたさと自然との共存をかみしめました。また、ポートランドでしたこと、そこから何を感じ、これからどうするかについて発表した際には、積極的に自身の意見を伝えることが出来ました。
同じ意見の人がいなくて、少し恥ずかしい気持ちになりましたが、これが先生のいっていた「同じ意見の人はいなくて、みんな違うことを考えているから、共有する必要がある。」という言葉やアメリカと日本の文化の違いを実感しました。
 そして、初日には、思っている以上に自身の英語が通じなかったり、講義が聞き取れなかったりでショックを受けましたが、耳が慣れてきたのか、少しずつ聞き取れるようになった気もします。これからどうするかは、目標の英語で議論を交わせるようになるために、もっと積極的に声をあげていきたいです。
最後に、ポートランドの街を歩いて、ブロック状(1ブロックは200m)で真っ直ぐな道がどこまでも続くのですが、地域によって変化する景色に心が躍りました。少し通りを越えると、がらりと雰囲気や特徴が変わり、歩くのが面白いです。さらに、歩車分離、自転車の専用道路があることによって、非常に歩きやすく、配慮もみられました。もっと色んな場所を訪れて、都市を楽しみたいです。
-----------------
[政策学部3年生 岩渕元太]
 今日はポートランドにあるLearning Gardenを訪れ、収穫など農作業を行った。私自身農業に関するゼミに所属しており、今日の体験は自身の学びにとって、とても有意義なものとなった。アメリカの農業というと大規模農業で農薬をいっぱい使用しているイメージであったが、Learning Gardenではオーガニックで作物を育てているため、土にミミズなどの生物がすみつくほど土の栄養が豊富で、また、採れたての野菜は洗わずに食べることができ、とてもみずみずしくジューシーで美味しかった。そして、ゼミでオーガニックについて学んでおり、オーガニックの安全さや美味しさを改めて実感した。
 また、Learning Gardenはコミュニティガーデンであり、市民や大学の協働によって成り立っていることを知り衝撃を受けた。日本においてこのようなコミュニティガーデンを目にする機会はなかなかないのでとても良い体験となった。これらの経験を自身の学びやゼミに還元していきたい。
-----------------
[政策学部2年生 記田祐里]
 今日は、昨日訪れた農家さんの元に訪れ、農家さんのお手伝いをした。私は、Ryu-SEI GAPの伏見わっしょい新党に所属しており、普段から農家さんのお手伝いをし、ポートランドで言うファーマーズマーケットのような野菜市というイベントも行う活動をしている。今日の班活動は、ペッパーパプリカやスペインのトマトのような日本にはない野菜の収穫を英語での解説を聞きながらお手伝いをした。
 日本の農業とポートランドの農業の違いは、日本の農業では1つの畝に1つの種類の野菜しか植えられないが、ポートランドでは1つの畝に小麦を植えながらも同時に南瓜を植えていて、栄養が行き届かないのではないかと思ったが、立派だった。農業の育て方などは英語でコミュニケーションをとる中で土をまっすぐならすなど、ほとんど同じ工程で農業をしているということを学んだ。農家さんとの農作業をする中で、英語でコミュニケーションを取ることができて、とてもいい機会だった。また、まだ勉強不足なところもありもう少し勉強をしないといけないと感じる一日だった。また、リフレクションをしてコミュニティ ベースド ラーニングの学びを深めることができて良かったと思う。
                                   以上