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2018.09.25

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト合宿について【政策学部】

 「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:的場信敬教授)の第4回合宿(1泊2日)を行い、10名が参加しました。今年度の洲本プロジェクトは、テーマ別ごとに5班に分かれて活動しており、そのうちの「竹班」と「イベント班」が今回の合宿を行いました。

■竹班
 洲本市では放置竹林をエネルギー資源として活用するために、2017年から市内の温泉施設「ウェルネスパーク五色ゆ~ゆ~ファイブ」に大型竹チップボイラーを設置し、重油と併用しながら竹チップを燃やして湯を沸かしています。その仕組みはおおまかに、①孟宗竹を伐採して4メートルに裁断→ ②加工場に運搬した竹を乾燥させてチップ化→ ③竹チップをウェルネスパーク五色に運搬してボイラーで燃焼、という流れです。

 昨年度は、鮎原下地区の放置竹林で孟宗竹を伐採する作業と竹チップボイラーの見学を行いました。今回の合宿では、淡路市にある杉本林業(株)の竹チップ加工場見学と、この事業に携わる方々、兵庫県、洲本市、鮎原下の地域団体、NPO法人淡路島環境整備機構、一般財団法人五色ふるさと振興公社の皆さんから、昨年度の実績や課題について話を伺いました。




 また、竹の有効活用として、淡路島産メンマの開発に取り組んでいる、洲本市地域おこし協力隊の方にメンマ作りのヒアリングを行いました。5~6月に刈った幼竹を茹でて塩漬けにし、その後燻製にしたメンマをラーメンで試食しました。その味は予想以上においしくて期待が膨らみます。今後は、事業化の可能性を探っていきます。

■リンク
的場 信敬教授紹介ページ