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2019.03.05

龍谷大学生が企画運営「8年目の『3.11』フクシマ展示会」を3/5(火)~3/14(木) 大津で開催 避難所生活を再現、 3/11(月)は特別展示も実施

【本件のポイント】
・福島第一原発事故以来、継続して行ってきた交流活動の成果と最新動向を学生目線でまとめた展示会を開催
・原発事故の発生からちょうど8年目となる3月11日(月)には関西にいると忘れがちなフクシマの現状に触れていただける特別展示を実施

【本件の概要】
 龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科は、福島第一原発事故以来、現地の学生や住民の方との交流活動「フクシマに学ぶ――実践的広報プロジェクト(以降、フクシマプロジェクト)」を継続して行っています。その交流の成果と現地の最新動向を学生目線でまとめた企画として、今回で8回目となる「8年目の『3.11』フクシマ展示会」を、3月5日(火)~14日(木)までの10日間、龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市)の最寄りのショッピングモール「フォレオ大津一里山」にて、開催します。
 学生が現地で撮影してきた写真や被災地の方の暮らしぶりをまとめたポスターを掲出するほか、段ボールを用いて、震災当時の避難所を再現し展示します。また、原発事故の発生からちょうど8年目となる3月11日(月)には、放射線量計(ガイガーカウンター)の体験コーナーや、福島県からのインターネットラジオ放送を聴取するコーナーを設けるなど、関西にいると忘れがちなフクシマの現状に切実感を持って触れていただける特別展示を行います。今年度の活動に参加しているのは、本学社会学部コミュニティマネジメント学科に所属する学生メンバー、計10名です。

「フクシマに学ぶ――実践的広報プロジェクト(フクシマプロジェクト)」とは ―
 2011年に、東日本国際大学(福島県いわき市)と龍谷大学の有志の学生たちを中心にスタートしました。滋賀県大津市で福島の味を紹介することを通じてフクシマ(原発事故による社会的影響全体をカタカナで表現しています)に思いを寄せていただくことを目的に、2011年11月に特別物産展を開催。2012年度からは、龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科の正課のPBL(project_based learning)科目「コミュニティマネジメント実習」の一つとして、フクシマ問題に取り組んでいます。プロジェクト運営のモットーは、「フクシマの現実と福島県人の思いを忘れない、忘れさせない」とし、2017年度からは「フクシマに学ぶ」ことも加えて、現在に至っています。今後も震災を風化させないために、持続性のある活動を行っていきます。

< 「8年目の『3.11』フクシマ展示会」概要 >

1 日時  
 2019年3月5日(火)~14日(木) 
 5~13日 10:00~21:00 (11日の特別展示は10:00~16:00)、
 最終日14日は10:00~17:00

2 会場  
 「フォレオ大津一里山」(滋賀県大津市一里山七丁目 1番1号)
 2階 新幹線展望テラス 前

3 主催  
 龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科
 「フクシマに学ぶ――実践的広報プロジェクト(フクシマプロジェクト)」
 指導担当: 社会学部准教授 築地達郎  tsukiji@soc.ryukoku.ac.jp

4 協力  
 東日本国際大学、いわき商工会議所、小高商工会女性部、ワンダーファーム
 (いわき市)、おのざき(いわき市)、ショッピングモール「フォレオ大津一里山」
 (会場の無償提供をいただいています)

問い合わせ先 : 社会学部教務課 鈴木  Tel 077-543-7760


完成したばかりの復興支援施設を訪問した東日本国際大学生と龍谷大学生(2018年8月8日、福島県双葉郡楢葉町「ならはCANvas」にて)