Need Help?

News

ニュース

2019.09.05

ポートランド州立大学との国際CBLプログラム2日目【政策学部】

 ポートランド州立大学での国際CBLプログラム2日目です。2日目の実施内容及び2日目プログラムを終えて学生の学びレポートをご紹介します。

9月3日(火)
■午前
 机の上に立って教室を見渡し「ヤー!」と大声で叫ぶという、ちょっと変わったエクササイズを行いました。このエクササイズを通して、同じ場所でも異なる視点から見渡した時には見方が異なることを学び、また、みんなの前に立って大声で叫ぶことで自信をつけることができました。



 グループワークでは「Communityとは何か?」「Citizenとは何か?」ということを話し合い、英語で発表しました。





■午後
 午後からはダウンタウン近郊のWashington Parkを訪問し、山道を歩きながら、都市と自然との共生や自然や生態系も含めたコミュニティの役割について理解を深めました。



■学生からのレポート
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・神野有紀(政策学部2回生)
 午前、朝1番に机の上に立って叫びながら降りるという斬新なことをしました。この行動の意味は、違う視点で物事を見ることの大切さを学ぶためです。恥ずかしい気持ちはありましたが、やってみると意外とすっきりしました。そして同じことを一緒にやるとチームワークが生まれると感じました。
 午後、ワシントンパークへ行きました。都心からライトレールで気軽に行ける距離にあり驚きました。森の中をゆったり歩き、ポートランドの人々が犬を連れて散歩していたり、寝転んでいたりするのを見ると本当に自然と気軽に触れ合える街だと実感することができました。
近くにジャパニーズガーデンもあったので時間とお金に余裕があれば行ってみたいです。
----------------
・宇野さくら(政策学部2回生)
 ポートランド国際CBLプログラムの2日目を終えました。午前の授業では、はじめに机の上に立って周りを見渡してから、大声で叫んで飛び降りるという今日の学びの準備運動のようなことをしました。そこから、citizenとcommunityの定義について考えました。グループごとに、ブレインストーミングで意見を出し合い、発表して共有をしました。自分とは違った視点からの意見にも触れて、吸収することができました。これらの定義の答えはないので、経験を積むことで自分の答えを作り上げて持ち帰りたいです。また、話し合いでよく使う手法を英語で行ったので、考えを思いついても英語に変えることが難しかったですが、おもしろかったです。
 午後はワシントンパークを散策しました。昨日の街歩きとは対照的に、森の中を歩いて自然をとても感じました。自分が想像していたよりも森が広がっていて、街からバスに乗って数分で、こんな場所があることに驚きました。私の中でコミュニティを構成するものは場所と人というイメージでしたが、自然も共にコミュニティを形成する一部だとこの二日間を通して分かりました。
 街歩きで見えるポートランドと、ワシントンパークから見えるポートランドの二つの面から見ることでポートランドがなぜ全米で一番住みやすいと言われているのか、実感しています。そして、事前学習で読んだ文献で知ったことを、実際にポートランドで自分の目で見て、体験することで、より深く理解することができます。
 たくさんたくさん歩いて疲れもありますが、日本との違いやポートランドの魅力を発見できて楽しいです。