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2019.09.27

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト 第3回合宿実施【政策学部】

 2019年9月16~17日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(担当:白石 克孝教授)の第3合宿を行い、学部生と院生19名が参加しました。

〇1日目
 洲本プロジェクトでは、昨年度から、放置竹林の解決をめざして淡路島メンマづくりに取り組んでいます。現在、日本で販売されるメンマの9割以上は輸入品で、国産はほとんどありません。そこで、淡路島の竹林で採取した幼竹からメンマを製造し、あらたな地場産業に育てていけないかと、元洲本市地域おこし協力隊員の高木さん、竹林所有者の辻さん、武田冷凍食品株式会社の武田社長が事業の立ち上げを準備しておられます。
 今年度、洲本プロジェクトの産業おこし班が挑戦しているのは、新しいメンマの食べ方を提案することです。メンマといえばラーメンのトッピングを思い浮かべますが、砂糖味のお菓子やご飯にかけるごま油味のレシピを考えました。今回の合宿では、翌週9月22日のイベントで一般の方に試食してもらうため、最後の意見交換を行いました。



 夜は、地域活性化班のメンバーが洲本市地域おこし協力隊の谷口さんにテントを借りて、ピザ窯で焼いたパエリアを食べながら満天の星をながめ千草竹原でキャンプ泊を体験しました。今後は魅力あふれる千草竹原地区について、より魅力が伝わる発信方法を考えていきたいと思います。

〇2日目
 京都工芸繊維大学の院生と一緒に千草竹原のSWOT分析を行い、千草竹原の強みや弱みなどを分析しました。その後、龍谷大学と京都工芸繊維大学の学生が一緒に集落内を歩き、地元の方の話を聞きながら、「再生可能エネルギー」と「建築」という異なる視点からアイディアを出し合うなど。千草竹原は洲本市の域学連携事業がスタートした2013年度からの受入地域なので、龍谷大学のほかにも兵庫県立大学、首都大学東京など複数の大学が活動しています。それぞれの大学が個別に活動してきましたが、昨年度からは合同合宿を開くなど顔をあわせる機会を増やしてきました。今後も大学間が連携し、洲本市を盛り上げていきたいと思います。