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2022.02.14

政策評価ユニット公開研究会【犯罪学研究センター】

エビデンスが示す犯罪予防に有効な対策とは

開催日時 2022年03月01日 17:30 ~ 2022年03月01日 19:30
開催場所 オンライン(Zoom)
お問い合わせ 龍谷大学 犯罪学研究センター [E-mail] crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp [Tel] 075-645-2184

龍谷大学 犯罪学研究センター政策評価ユニットは、2022年3月1日(火)17:30~ オンライン公開研究会を開催します。
今回の研究会は研究者間の情報共有はもとより、その最新の研究活動について、内外の研究員や学生など様々な方に知っていただく機会として、公開スタイルで開催します。

研究会は「事前申し込み制」でオンライン開催します。ぜひふるってご参加ください。
【>>お申込みフォーム】
※お申し込み期限:3月1日(火)16:00まで。※定員に達ししだい受付終了


政策評価ユニット公開研究会
「エビデンスから考える犯罪予防」
−科学的証拠を介した“コミュニケーション”にまつわる課題


〔日時〕2022年3月1日(火)17:30-19:30
〔形式〕オンライン(Zoom)
〔参加費〕無料  〔定員〕100名(申込先着順)

〔趣旨〕
 政策評価ユニットは、日本におけるエビデンスに基づいた犯罪対策の確立を目指して、国際研究プロジェクトであるキャンベル共同計画(Campbell Collaboration: C2)と連携しつつ、社会政策、特に犯罪学分野における効果的な介入に関するエビデンス(系統的レビュー)に関する情報を、冊子の発刊やホームページの活用を通して、情報提供(エビデンスの普及)するなどエビデンスの活用に向けて取り組んできました*。
 今回は「エビデンスから考える犯罪予防」をテーマに、2人の講師をお招きします。
 エビデンスを用いた効果的な地域防犯活動について研究を重ね、警察を中心にエビデンスの実装に取り組む島田貴仁氏より「犯罪予防に関するエビデンスとその活用」について、生活上のさまざまなリスクをめぐる心理学的研究をされている中谷内一也教授より、一般の人々はどのように「リスク認知」をしているのか、行動変容に導くリスクの伝え方などの「リスクコミュニケーション」について、それぞれご講演いただきます。

〔司会〕
・浜井 浩一教授(本学・法学部/ 犯罪学研究センター・政策評価ユニット長)

〔講師・報告タイトル〕
・島田 貴仁 氏(科学警察研究所・犯罪行動科学部・室長)
 「エビデンスに基づいた犯罪予防の現状と展望(仮)」
・中谷内 一也 教授(同志社大学・心理学部)
 「人々のリスク認知の特質」

〔指定討論者〕
・津富 宏 教授(静岡県立大学・国際関係学部/ キャンベル共同計画日本代表)
 「エビデンスコミュニケーションの視点から(仮)」

【ご参加にあたって】
・Zoomの会議情報は、お申し込みフォームに入力いただいたメールアドレスに、開催時刻までに連絡します。拡散はお控えください。
・会の進行上、ホストにより発表者以外をミュートとさせていただく場合や、進行の妨げとなる方に退出いただく場合があります。ご了承ください。

主催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)

 
*政策評価ユニットは、「キャンベル計画 日本語版」と題して、犯罪学研究センターのHP上で、キャンベル共同計画に集積されたエビデンスの一部を翻訳したものを公開しています。
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/
近年は、ユニット長である浜井 浩一(法学部・教授)を中心に、研究メンバーが各自で、法務省の地域再犯防止推進モデル事業や地方自治体が策定する再犯防止推進計画等に専門家として積極的に関与し、エビデンスの社会実装に努めています。

〔参考書〕
・島田貴仁『犯罪予防の社会心理学−被害リスクの分析とフィールド実験による介入』(ナカニシヤ出版、2021年)
・中谷内一也『リスク心理学−危機対応から心の本質を理解する』(ちくまプリマー新書、2021年)
その他>> https://psych.doshisha.ac.jp/staff/nakayachi/(中谷内教授HP)