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2022.06.06

公開研究会・シリーズ「戦争と犯罪」第4回【犯罪学研究センター共催】

国際社会はなぜ、アフガニスタンの平和構築と国家再建を失敗したのか

開催日時 2022年06月30日 18:00 ~ 2022年06月30日 19:30
開催場所 オンライン(Zoom)
お問い合わせ 犯罪学研究センター [Tel] 075-645-2184 [E-mail] crimrc.ryukoku@gmail.com [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、世界で後を絶たない戦争犯罪をテーマに、2022年5月から公開研究会・シリーズ「戦争と犯罪」をオンラインで共催しています。
同企画は、元共同通信の記者で、国家による犯罪を告発してきたジャーナリスト・舟越美夏氏(犯罪学研究センター嘱託研究員)によるものです。
メディアで語られる機会の少ない、現地のリアルな情報を共有していただきます。ぜひご参加ください。
【>>お申込みフォーム(Peatix)】
※申込期限:6/30(木)17:00


公開研究会・シリーズ「戦争と犯罪」
第4回 〜国際社会はなぜ、アフガニスタンの平和構築と国家再建を失敗したのか〜

【実施概要】
- 日時:2022年6月30日(木)18:00-19:30
- 会場:オンライン(Zoom)
- 参加費:無料 ※事前登録制

- 講師:太田由香里 氏(元アフガニスタン政権アドバイザー、元国連職員)
- ナビゲーター:舟越 美夏 氏(ジャーナリスト・犯罪学研究センター嘱託研究員)
- 司会進行:石塚伸一(法学部教授・一般社団法人刑事司法未来 代表)
- 内容:①趣旨説明(5分)②講演(60分)③質疑応答(25分)
 ※内容は一部変更となる可能性があります。

【趣旨】
2001年9月11日に発生した米国での同時多発テロにより、米国は「テロとの戦い」の名目で同盟国と共にアフガニスタンに軍事介入し、イスラム主義組織タリバン政権を崩壊させた。米国を中心とした西側諸国は民主主義国家建設に乗り出したが、昨年8月、タリバンはアフガニスタンで再び権力を掌握した。直後に米国はアフガニスタンでの軍事駐留を正式に終了し、20年もの軍事的関与、国家再建に幕を下ろした。
20年にわたる国際社会の介入は、何が間違いだったのだろうか。なぜタリバンは勢力を盛り返すことができたのだろうか。このセミナーでは米軍の軍事戦略と開発援助の関係性の視点からアフガニスタンの再建、平和構築の失敗について論述する。

【プロフィール】
■講師:太田 由香里(おおた・ゆかり)
元アフガニスタン政権アドバイザー、元国連職員。
外交政策(軍事と開発)、平和構築、開発援助を専門とし、2004-2010年のアフガニスタンで、カルザイ政権の安全保障担当大臣のアドバイザーを務めた。コソボ共和国、カンボジア、ソロモン諸島、アフガニスタン、パキスタンなどの紛争地で戦後の国家建設、紛争解決、軍縮、平和構築や開発援助などに関わる。英国ケンブリッジ大学博士課程、政治社会学専攻。

■ナビゲーター:舟越 美夏(ふなこし・みか)
福岡県出身。ジャーナリスト。共同通信記者時代にプノンペン、ハノイ、マニラ各支局長。アフガニスタン、ロシア、欧米、アフリカなどでも戦争や虐殺などによる加害者、被害者、その周囲の人々らを取材し、事件の背景や人間の心理を探る活動を続けている。著書に「人はなぜ、人を殺したのか ポル・ポト派語る」(毎日新聞社)「愛を知ったのは、処刑に駆り立てられる日々の後だった」(河出書房新社)「その虐殺は皆で見なかったことにした」(河出書房新社)

- 主催:一般社団法人刑事司法未来(CJF)
- 共催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)

備考:
オンライン参加のための情報は、「Peatix」でのお申込み完了後、ご登録のメールアドレス宛に『お申込み詳細』のメールが自動配信されます。Zoomの情報を、他に拡散しないようお願いいたします。また、申し込み名とZoomの名前を合わせてください。
>>参照:Peatixヘルプページ

補足情報:
これまでの公開研究会・シリーズ「戦争と犯罪」は、まとめ記事を参照ください。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-10563.html