Need Help?

Event

イベント

2022.10.07

公開研究会・シリーズ「鴨志田祐美の弁護士放浪記」第5回【犯罪学研究センター共催】

法改正へのチャレンジ ~弁護活動から立法提言へ~

開催日時 2022年11月14日 18:30 ~ 2022年11月14日 20:00
開催場所 オンライン(Zoom)※深草キャンパスよりLIVE配信
お問い合わせ 犯罪学研究センター [Tel] 075-645-2184 [E-mail] crimrc.ryukoku@gmail.com [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、刑事司法・刑事弁護をテーマに、2022年6月から公開研究会・シリーズ「鴨志田祐美の弁護士放浪記」をオンラインで共催します。
本企画は、大崎事件再審弁護団事務局長、日本弁護士連合会「再審法改正実現本部」本部長代行をつとめる、鴨志田祐美氏(京都弁護士会)によるものです。

【>>お申込みフォーム(Peatix)】
※申込期限:11/14(月)17:00


公開研究会・シリーズ「鴨志田祐美の弁護士放浪記」
第5回 法改正へのチャレンジ ~弁護活動から立法提言へ~

【第5回公開研究会 実施概要】
- 日時:2022年11月14日(月)18:30-20:00
- 会場:オンライン(Zoom)
- 参加費:無料 ※事前登録制
- 講師:鴨志田祐美 氏(京都弁護士会)

【企画の趣旨】
法廷で華々しく無罪を争う刑事弁護の「本流」から遠く離れた辺境で、しなやかで型にはまらず、当たって砕ける試行錯誤を繰り返してきた鴨志田氏の弁護実践をとおして、刑事弁護、刑事司法とは何かを問いかける全5回のシリーズです。
鴨志田弁護士は大崎事件弁護団事務局長として長らく再審弁護にかかわる中で、「再審格差」(再審法の規定が不十分であるために、再審における判断が裁判官の広い裁量にゆだねられて
いて、判断に大きな格差があること)を痛感。証拠開示や検察官の不服申し立てを制限する規定がないことで多くの再審請求事件で人権救済がなされていないことから、鴨志田弁護士は弁護実
践として取り組むだけでなく、再審法改正の必要性を広く訴え、活動しています。2022年6月16日、日本弁護士連合会は「再審法改正に関する特別部会」を新たに「再審法改正実現本部」とし
て設置することを決めました。鴨志田弁護士が本部長代行をつとめる「再審法改正実現本部」では、再審法の改正案を策定するほか、立法府への働きかけも行います。
最終回となる第5回では鴨志田弁護士の再審法改正のための活動を紹介するとともに、今後の再審法のありかたを考えます。
※再審法改正に関する鴨志田弁護士の論文は下記の書籍をご参照ください。
九州再審弁護団連絡会出版委員会 編『緊急提言!刑事再審法改正と国会の責任』日本評論社、2017年
/ 鴨志田祐美「第1部 刑事再審の現在(第3章 大崎事件―検察官抗告の問題)」「第4部 残された課題(第2章 証拠開示)」

- 主催:一般社団法人刑事司法未来(CJF)
- 共催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)


鴨志田祐美 氏(京都弁護士会)

鴨志田祐美 氏(京都弁護士会)

【プロフィール】
鴨志田祐美(かもしだ・ゆみ)
1962年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒業後、会社員、主婦(母親)、予備校講師を経て、2002年、40歳で司法試験合格。2004年鹿児島県弁護士会に登録。
「町医者」的弁護士として働く傍ら、再審弁護、子どもの虐待やDV問題、少年事件、犯罪被害者と加害者との関係修復のための活動などに取り組む。
鹿児島県弁護士会子どもの権利委員会委員長、鹿児島県弁護士会副会長、鹿児島地方・簡易裁判所民事調停委員、鹿児島家庭裁判所家事調停委員などを歴任。2021年4月より京都弁護士会に移籍。
現在は、大崎事件再審弁護団事務局長、日本弁護士連合会「再審法改正実現本部」本部長代行。

備考:
オンライン参加のための情報は、「Peatix」でのお申込み完了後、ご登録のメールアドレス宛に『お申込み詳細』のメールが自動配信されます。Zoomの情報を、他に拡散しないようお願いいたします。また、申し込み名とZoomの名前を合わせてください。
>>参照:Peatixヘルプページ