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2024.02.15

2024高校生「文学模擬裁判」交流戦(市民参加型)in Okayama【犯罪学研究センター後援】

高校生が文学を題材に模擬裁判を実施。傍聴人(観覧者)として是非参加してみませんか?

開催日時 2024年03月23日 10:30 ~ 2024年03月23日 17:30
開催場所 創志学園高等学校三門校舎(岡山市北区下伊福西町7-38)
お問い合わせ 〒600‐8268 京都市下京区七条通大宮東入大工町125‐1 龍谷大学大宮キャンパス西黌129号室 「札埜研究室」 ,TEL:075‐343‐3326(研究室直通),E-mail: fudafuda@let.ryukoku.ac.jp

犯罪学研究センターの法教育ユニット長である札埜和男准教授(龍谷大学文学部)が、法教育ユニットの活動として、2024年3月23日(土)に<2024高校生「文学模擬裁判」交流戦(市民参加型)in Okayama>を開催します。
後援を務める当センターでは、文学模擬裁判の傍聴人(観覧者)を募集しています。ぜひふるってご参加ください。

※申し込み締め切り:3月22日(金)正午まで 
→お申込みフォーム(googleフォーム)


2024高校生「文学模擬裁判」交流戦(市民参加型)in Okayama

1 内容
小説をもとに作成された教材で模擬裁判を行う「文学模擬裁判」の3校による交流戦を対面で行う。今大会で取り上げた事件は、松本清張『相模国愛甲郡中津村』『不運な名前』をモチーフに、明治時代に実際に起きたゲルマン贋作事件の被告人「熊坂長庵」に焦点を当て、通貨偽造罪・同行使罪の有罪か無罪かを争う内容である。

2 本大会のねらい
(1)「文学模擬裁判」という教科横断的で探究的な新しいメソッドの普及を図り、その教育手法を通じて日本の刑事司法の未来を支える担い手としての市民が育つことに寄与するとともに、18歳裁判員時代の法教育を考える取組とする。
(2)法的思考力や刑事(裁判員)裁判の意義の理解にとどまらず、広く人間や社会までを視野に入れた「国語的」模擬裁判を通じて、人間や社会を考える眼差しを深める。
(3)実力校との交流を通じて、各地区の模擬裁判の実力向上を図るだけでなく、参加者との交流(アフターマッチファンクション)を通じて、互いに学び合いながら高校生の成長や可能性を引き出す機会とする。

3 日時場所等
(1)実施日  2024年3月23日(土)
(2)実施方法 対面実施
(3)実施場所 創志学園高等学校三門校舎(JR岡山駅西口徒歩17分)
  〒700-0054 岡山市北区下伊福西町7-38 TEL.086-252-2101

4 出場校(あいうえお順)
 ・神戸女学院高等学部(2023高校生「文学模擬裁判」日本一決定戦in Tokyo優勝、第3回オンライン高校生模擬裁判交流大会優勝、第4回オンライン高校生模擬裁判選手権準優勝)
 ・済美平成中等教育学校(第3回オンライン高校生模擬裁判交流大会、第4回オンライン高校生模擬裁判選手権出場)
 ・創志学園高等学校(第1回オンライン高校生模擬裁判選手権優勝、第2回オンライン高校生模擬裁判選手権準優勝・第4回オンライン高校生模擬裁判選手権第4位)
  
5 競技方法
 参加校は第4回オンライン高校生模擬裁判選手権(2023年12月)出場の兵庫・岡山・愛媛の3校である。
 参加校は、第4回選手権用の文学教材や関連資料(1.内容参照)をもとに、検察側あるいは弁護側の立場に立って立証・弁護活動を行う。シナリオ創作型の模擬裁判である。参加校は決められた時間に従い立証・弁護活動を行い、検察側・弁護側所定の立場で模擬裁判を行うことになる。被告人役、証人役は生徒が行う。

6 費用・定員
  観戦料無料。定員50名 ※申込制

7 当日の予定
10時30分  第1試合開始 神戸女学院(検察)VS創志学園(弁護)
12時30分  第1試合終了。  
 (昼休憩)
14時     第2試合開始 済美平成(検察)VS神戸女学院(弁護)
16時     第2試合終了。
16時30分  講評、振り返り、18歳裁判員制度についての意見交流等。
17時30分  終了

8 裁判官紹介・プロフィール
裁判長 伊東隆一氏(弁護士・京都弁護士会所属)
 1979年東京都生まれ。白陵高校、一橋大学法学部、立命館大学法科大学院を経て司法試験に合格し、弁護士となる。主催者(札埜)とは2013年より国語科における法教育についての協働実践者である。2013年から2017年にかけて京都教育大学附属高校の支援弁護士として、同校模擬裁判チームを日本弁護士連合会主催の高校生模擬裁判選手権において、3回の優勝、2回の準優勝に導く。現在京都弁護士会広報委員会委員長、法教育委員会委員。奥村・岡田総合法律事務所所属。

右陪席 山田悦子氏(甲山事件冤罪被害者)
 1951年富山県生まれ。1974年3月兵庫県西宮市の知的障害者施設・甲山学園で園児二人が死亡したいわゆる「甲山事件」の冤罪被害者。一人は事故死とされたがもう一人の園児については殺害されたとして当時、保母として当直をしていたところ殺人容疑で逮捕された。事件発生から25年を経過し、99年9月に大阪高裁で三度目の無罪判決で漸く無罪が確定した。起訴から21年の長い歳月を費やした。この事件では警察の強引な取調べ、犯罪報道の在り方などが問題となった。共著に『甲山事件 えん罪のつくられ方』(現代人文社)ほか。

左陪席 宮田 拓氏(岡山県立岡山操山高等学校通信制課程地歴公民科教諭)
 岡山県立勝間田高校、高松農業高校、瀬戸南高校にて勤務。瀬戸南高校、岡山操山高校通信制課程では継続して授業で模擬裁判に取り組んでいる。模擬裁判だけでなく「笑える平和教育」を提唱する実践家である。

9 問い合わせ
〒600‐8268 京都市下京区七条通大宮東入大工町125‐1
龍谷大学大宮キャンパス西黌129号室 札埜研究室
TEL 075‐343‐3326(研究室直通) E-mail fudafuda@let.ryukoku.ac.jp

10 主催等
主催:龍谷大学札埜研究室
後援:龍谷大学犯罪学研究センター、龍谷大学矯正・保護総合センター、龍谷大学法情報研究会、一般社団法人刑事司法未来オンライン高校生模擬裁判選手権実行委員会、京都教育大学附属高等学校模擬裁判同窓会、創志学園高等学校、刑事弁護オアシス

*この取組はJSPS科研費(課題番号「20K02809」)「国語科の視点を取り入れた新科目『公共』で活用可能な模擬裁判メソッドの研究開発」基盤(C)(一般)の助成を受けています。

【あらすじ紹介】「贋札裁判」
事件発生から起訴まで
 明治15年(1882年)9月20日夕刻、神奈川県愛甲郡中津村に住む猫坂長庵が、贋札を偽造し行使しようとした罪で、中津川畔において藤沢警察署により緊急逮捕された。逮捕された時には、着物の袂の中に4枚の2円紙幣を持っていた。その日の家宅捜索では銅板印刷の機械、インク、紙類、贋札の印刷に類似した物などが押収された。当日午前中、知人である中津村の川津一郎巡査が、藤沢遊行寺の門前町まで煙草を買いに行くよう頼まれ2円札2枚が渡された。川津が煙草を買おうと2円紙幣2枚を渡したところ、店主農澄(のずみ)善太郎とそこに居合わせた弟である藤沢警察署の農澄竜蔵が、その2円紙幣の1枚をよく観察したところ、贋札であることがわかった。そこで県警より警察官数名を緊急に中津村に派遣して中津川堤防にいた猫坂長庵を緊急逮捕したのである。2枚の紙幣については、藤沢警察署を通じて科学警察研究所で調べたところ、1枚は真札、もう1枚は贋札であることが判明し、押収した財布にあった2円札4枚も贋作とわかり、通貨偽造・偽造通貨行使にあたると判断した。
こうして、この事件は検察官から横浜地方裁判所に起訴状が提出され、公訴が提起された。検察官は「通偽造罪・同行使罪」を主張し、弁護人は通貨を偽造した事実も行使した事実もないとして「無罪」を主張した。


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贋札事件起訴状


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【チラシ】2024高校生「文学模擬裁判」交流戦(市民参加型)in Okayama