Need Help?

Event

イベント

2024.10.10

2024年度 第2回REC BIZ-NET研究会「シン・イチゴ 苺を美味しく食べていますか?~苺の品種育成と病害の早期診断技術からのアプローチ~」

開催日時 2024年11月07日 14:00 ~ 2024年11月07日 16:00
開催場所 ハイブリッド開催(対面+WEB)
お問い合わせ 龍谷エクステンションセンター(REC)【TEL:077-543-7743】

 クリスマスにイチゴが食べられるのは、イチゴを休眠させない促成栽培技術が開発されたからとも言われています。専門家でも意外と知らないイチゴが美味しい時期など、イチゴに関する理解を深めていただくことで、今年の冬のイチゴはこれまでと違った味わいになるかもしれません。
 本研究会は、そんなイチゴに関する研究がテーマです。わが国におけるイチゴの歴史と奈良県における「古都華」等の品種開発について、また、安定生産のために必要な病害の早期遺伝子診断技術の開発とその実践的な活用事例、さらに病害リスクを最小限に抑えるための総合的な管理方法等についてご紹介します。

【開催日時】2024年11月7日(木)14:00~16:00
【開催方法】ハイブリッド開催(対面+WEB)
      対面会場:龍谷大学瀬田キャンパスRECホール
【申込方法】①申込受付サイト(Peatix)からお申し込みください。
       申込受付サイトはこちら
       ※お申込みには、Peatixへの新規会員登録(無料)が必要になります。
      ②メール/FAXでのお申込みをご希望の方は、以下のチラシ(裏面)
       をご利用いただき、お申込みください。
       (メール:rec@ad.ryukoku.ac.jp 、 FAX:077-543-7771)
      ※申込締切:11/5(火)
【参  加  費】無 料
【主     催】龍谷エクステンションセンター(REC)

<プログラム>
開会のあいさつ 14:00~14:05
 龍谷大学 農学部 農学科 教授 尾形 凡生

講演1 14:05~14:45
 「日本のイチゴの歩みとイチゴのハウス促成栽培発祥の地、奈良県における
 近年の品種開発」
 奈良県農業研究開発センター 研究開発部 大和野菜研究センター 所長 西本 登志

講演2 14:55~15:35
 「イチゴ栽培を成功させる病害の早期診断技術の開発とリスク低減管理の体系化」
 龍谷大学 農学部 農学科 講師 平山 喜彦

閉会のあいさつ 15:35~15:40
 龍谷大学 農学部 食料農業システム学科 講師 金子 あき子

名刺交換 ・ 情報交換 ・ 技術相談 ※対面のみ 15:40~16:00

<講師からのコメント>
・西本所長:冬から春にかけて長く親しまれているイチゴですが、50年前は、真冬は大変稀少で高価な果物でした。1970年頃に奈良県の農業技術者が「ビニルハウスを用いた促成栽培技術」を開発したことで、全国各地で12月にイチゴが収穫されるようになりました。技術開発の背景であるわが国におけるイチゴの歴史についてお話し、奈良県における「古都華」等の品種開発をご紹介します。

・平山先生:日本では300を超えるイチゴの新品種が誕生していますが、その多くは病気に弱く、収量と品質に深刻な影響を及ぼしています。病気が蔓延する主な原因は、病原菌に感染したイチゴ苗の流通です。これを未然に防ぐには潜伏感染した病原菌の早期検出と体系的な病害管理が必要になります。本講演では、安定生産のために必要な病害の早期遺伝子診断技術の開発と、その実践的な活用事例、さらに病害リスクを最小限に抑えるための総合的な管理方法について紹介します。


ファイルを開く

開催チラシ