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2021.05.21

【龍谷コングレス2021】戦争と犯罪 〜グアンタナモ収容所で何が起きたのか?そして、いまは?〜/犯罪学研究センター主催

アジア犯罪学会 第12回年次大会(ACS2020)サイドイベント(オンライン開催・事前申し込み制・参加有料)

開催日時 2021年06月19日 18:00 ~ 2021年06月19日 20:00
開催場所 オンライン(Zoom)
お問い合わせ 龍谷大学 犯罪学研究センター [E-mail] crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp [Tel] 075-645-2184

龍谷大学 犯罪学研究センターは、下記イベントを6月19日(土)に主催します。
【>>お申込みページ】
※お申し込み期限:6月18日(金)まで

アジア犯罪学会 第12回年次大会(ACS2020)サイドイベント 
龍谷コングレス2021
〜人に優しい犯罪学の過去・現在・未来〜


戦争と犯罪
〜グアンタナモ収容所で何が起きたのか?そして、いまは?〜


〔企画の趣旨〕
 世界の犯罪学を見渡せば、戦争という人類最大の「犯罪」とそれに関連する被害者の問題は、犯罪学者が見過ごすことのできない大きな課題とされてきました。ところが、日本では、戦争は国際問題であり、政治課題であると考えられています。本年3月に京都で開催された第14回国連犯罪防止・刑事司法会議(京都コングレス)でも、政府中心の問題設定の中で国家による人権侵害の問題は意図的に避けられていました。

 わたしたちのめざす犯罪学は、戦争という「犯罪」も研究の対象とし、その被害からの救済と根絶に正面から取り組みます。

 このセッションでは、法の支配と人権保障の空白地帯になっている「グアンタナモ収容所(Guantanamo Bay Detention Camp)」(アメリカ合衆国の強制収容所)の問題に取り組みます。9・11を惹き起こしたとされるアルカイダのメンバーと誤認され、冤罪のために14年余り収容され、国際人権法に違反する拷問の被害を受けたモハメドゥ・ウルド・スラヒさんのインタビューを中心にグアンタナモに何が行われ、いまなお、何が行われているかを考えてみます。

 この犯罪をテーマにした劇場映画の日本配給会社(株)キノフィルムズのご協力を得て、本年10月公開予定の『ザ・モーリタニアン(The Mauritanian)』について紹介させていただきます。ジョディ・フォスター(Jodie Foster)がゴールデングローブ最優秀助演女優賞を受賞しています。

〔映画解説〕『ザ・モーリタニアン(The Mauritanian)』
悪名高きグアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の青年と、彼を救うべく奔走する弁護士たちの姿を、実話を基に描いた法廷サスペンスドラマ。モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」を題材に、「ラストキング・オブ・スコットランド」のケビン・マクドナルド監督がメガホンをとった。弁護士のナンシー・ホランダーとテリー・ダンカンは、モーリタニア人青年モハメドゥの弁護を引き受ける。アメリカ同時多発テロに関与した疑いで逮捕された彼は、裁判すら受けられないまま、拷問と虐待が横行するキューバのグアンタナモ米軍基地で地獄の日々を送っていた。真相を明らかにするべく調査に乗り出すナンシーたちだったが、正義を追求していくうちに、恐るべき陰謀によって隠された真実が浮かび上がる。ジョディ・フォスターが敏腕弁護士ナンシーを演じ、第78回ゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞。軍の弁護士ステュアート中佐をベネディクト・カンバーバッチ、モハメドゥを「預言者」のタハール・ラヒム、テリーを「ダイバージェント」シリーズのシャイリーン・ウッドリーが演じた。
(2021年製作/イギリス・アメリカ合作、原題:The Mauritanian 配給:キノフィルムズ)
The Mauritanian | Official Trailer [HD] | https://youtu.be/7tmxxzZXLEM @YouTubeより


〔進行予定〕
- 開会挨拶、趣旨説明、事件の紹介、ライブ・インタビュー、質疑応答、映画の紹介、閉会

〔登壇者〕
- 話し手:モハメドゥ・ウルド・スラヒ(日本語通訳付きライブ・インタビュー)
- 聞き手:舟越 美夏(ジャーナリスト、犯罪学研究センター 嘱託研究員)
- コメント:綿井 健陽(ジャーナリスト、映画監督)
- 報告:ハラス・ドリス(犯罪学研究センター リサーチ・シスタント)
- 司会:石塚 伸一(一般社団法人刑事司法未来 代表、犯罪学研究センター長)

〔参加費〕*
一般:1,000円  学生:300円 
*1 参加費は、本企画の実施・運営に必要な経費の一部に充当します。ご協力ください。
*2 ACS2020参加者、龍谷大学 犯罪学研究センター・ATA-net研究メンバー、龍谷大学学生・院生などの関係者については、参加無料です。お申し込みの際にご注意ください。


〔備考〕
オンライン参加のためのZoom情報は、「Peatix」での申込み・お支払い手続完了後、ご登録のメールアドレス宛に『お申込み詳細』のメールが自動配信されます。Zoomの情報を、他に拡散しないようお願いいたします。また、申し込み名とZoomの名前を合わせてください。
>>参照:Peatixヘルプページ

主催:龍谷大学 犯罪学研究センター | 一般社団法人刑事司法未来
共催:龍谷大学 ATA-net研究センター
協力:龍谷大学 矯正・保護総合センター 刑事司法未来PJ | アジア犯罪学会第12回年次大会実行委員会

 
プロモーション・ビデオ(6/8追加更新)
【龍谷コングレス2021】戦争と犯罪 〜グアンタナモ収容所で何が起きたのか?そして、いまは?〜


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龍谷大学 犯罪学研究センターは、「アジア犯罪学会第12回年次大会(ACS2020)」開催中に、他にもさまざまなイベントを企画しています。是非ご参加ください。
【>>龍谷コングレス2021全体の企画趣旨・イベント一覧】

※一部企画について参加費が有料のものがあります。有料イベントの売上は、運営経費として使わせていただきます。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、今回のイベントの趣旨に鑑み、ACS2020参加者、犯罪学研究センター・ATA-net研究センター、龍谷大学学生・院生などの関係者については、参加費は無料です。お申し込みの際にご注意ください。