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2021.07.06

ビル・シャバス氏「死刑廃止における国際法の役割」(オンラインセミナー・英語)【犯罪学研究センター協力】

国際刑事法・人権法の第一人者によるオンライン講演(オンライン開催・事前申し込み制・参加無料)

開催日時 2021年07月15日 16:00 ~ 2021年07月15日 17:00
開催場所 オンライン
お問い合わせ 犯罪学研究センター [E-mail] crimrc.ryukoku@gmail.com [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp

龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)嘱託研究員である佐藤舞さん(オーストラリア・モナッシュ大学)の主催するイベントです。
本セミナーは英語で行われますが、後日、当ウェブサイト日本語字幕付きの動画を公開します。公開のお知らせを希望される方は、または ツィッター @CrimeInfo のフォローをお願いします。


ビル・シャバス氏「死刑廃止における国際法の役割」(オンラインセミナー)

日時:2021年7月15日(木) 16:00-17:00
形式:オンラインセミナー
【>>お申込みページ】

概要:
本セミナーでは、国際刑事法・人権法の第一人者であるウィリアム(ビル)・シャバス教授をお招きし、市民的及び政治的権利に関する国際規約(ICCPR) を中心に、死刑制度の制限や廃止における国際法の役割について議論します。

【バイデン政権死刑執行一時停止、日本も1年6月を超える令和のモラトリアム(死刑執行停止)】
1989年から1993年まで3年4か月死刑の執行がありませんでした「平成のモラトリアム(死刑執行停止)」。執行を再開したのは後藤田正晴法務大臣(当時)でした。年号が令和に変わり、2019年12月に死刑執行があってから、1年半以上執行はありません。
日本同様、死刑を存置するアメリカでは、連邦レベルでは2003年以降執行はありませんでしたが、トランプ政権末期の2020年7月執行を再開し7人を執行したばかりか、選挙戦に敗れた後の政権移行期にも3人を執行し、退任直前に女性の死刑を執行しました。バイデン大統領は選挙中、死刑廃止を公約していました。今月、ガーランド司法長官は、死刑の差別性・恣意性等の調査が終了するまでの間、連邦の死刑執行を停止すると宣言しました。ヨーロッパ諸国では、ベラルーシを除き、すべての国が死刑を廃止しています。日本もオリンピック・パラリンピックが終了するまでは死刑を廃止する世界の流れに抗ってまで執行はないでしょう。ところが最近にわかに、衆議院選挙までの上川陽子現法務大臣の在任中に執行を再開するのではないかと噂されています。上川大臣は、すでに16人の執行を命令しています。このような切迫した状況の中で、シャバスさんが何を語るか。みなさん、是非、ご参加ください。

関連HP:https://www.crimeinfo.jp/notes/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/2021/06/14_8621/


 

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