Need Help?

Event

イベント

2022.02.14

第32回CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会「地方裁判所の死刑判決数に関する地理的考察」

死刑判決数の偏在性について検討

開催日時 2022年03月11日 18:00 ~ 2022年03月11日 19:30
開催場所 ハイブリッド
お問い合わせ 龍谷大学 犯罪学研究センター [E-mail] crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp [Tel] 075-645-2184

龍谷大学 犯罪学研究センターは、下記イベントを3月11日(金)に主催します。
ご興味のある方ならどなたでも参加いただけます。ぜひ奮ってご参加ください。
【>>お申込みページ】
※お申し込み期限:3月11日(金)正午まで

第32回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会

〔日時〕2022年3月11日(金)18:00〜19:30
〔形式〕ハイブリッド
   ※対面参加は本学関係者のみ。一般参加はZoomまたはYouTubeでの配信を予定
〔参加費〕無料  〔定員〕100名

地方裁判所の死刑判決数に関する地理的考察

〔報告要旨〕
 裁判所法が1947年に施行されて以来、死刑判決を出したことない地方裁判所はあるでしょうか。とりわけ死刑事件のような極刑を科す可能性のある裁判において、裁判官は公平性に最も留意すると思われます。また日本国内において、同一の法典を用いて法の適用を行っている以上、各地方裁判所において、死刑判決数の多寡や、死刑判決の出やすさに、大きな差が出るとは思えません。
 しかし仮に、死刑判決を出したことがない地方裁判所あるとして、その一方で、数多くの死刑判決を出している地方裁判所があるとします。その違いは何に起因するのでしょうか。当然、その管轄する区域内において、人口が増えれば増えるほど、死刑となるような犯罪の認知件数も多くなり、その結果、その有罪判決数も増え、さらに死刑判決数も増えるということは、単純には想像することができます。
 本報告は事実学の観点から、アメリカにおける先行研究を踏まえつつ、死刑判決と死刑制度の問題点について、検討を行うものです。まず司法統計年報から、1952年以後の各地方裁判所の死刑判決数について明らかにします。次いで、その区域内の人口比などから、その死刑判決数の偏在性について検討を行います。

〔報告者〕
 荻野 太司(福山平成大学 福祉健康学部 福祉学科・准教授)

〔指定討論者〕
 丸山 泰弘(立正大学 法学部・教授/犯罪学研究センター嘱託研究員)

【>>お申込みページ】
※オンライン参加のための資料情報は、開催当日までに連絡します。拡散はお控えください。

主催:龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)