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2022.03.09

「瀬田商工会 工業部会」主催 SDGsセミナーで深尾 昌峰学長補佐が講演(ライブ配信)【REC滋賀】

2022年2月16日(水) 「瀬田商工会 工業部会」主催 SDGsセミナーで、政策学部教授 深尾 昌峰学長補佐が「中小企業がSDGsに取り組みことのメリットについて」と題した講演をライブ配信されました。

瀬田商工会は、国の法律により組織された地域唯一の総合的経済団体で、瀬田地域(瀬田・瀬田北・南・東・西・青山、上田上学区)の事業者が加入されており、経営・金融・税務・労務などに関する相談、講習会・講演会等を実施されています。
現在、会員数は774事業者(法人・個人含)、工業部会会員数は78事業者、レンタルラボ入居企業が部会長、副会長を務めておられます。

今回の講演会は、瀬田商工会会員企業が SDGsについて学ぶと同時に、地域の連携に熱心な本学と、地域の支援機関である瀬田商工会の結びつきを、SDGsを通じて深め合いたいとのご意向もありました。

受講者からは講演後「SDGsについて理解は深まったが、自分たち中小企業者には、具体的にSDGsについて何から始めたらよいのか、方策をお教えいただきたい」との質問がありました。

深尾学長補佐からは「まず、自分たちの持っている価値、普段お客様さまに提供している強み等を自分たちが知ることが大事。自社が社会、顧客、取引先にどのような価値を提供しているのか、ワークショップ等で話し合ってみてはどうか。すると、自分たちの強みに気づき、また実は既にSDGsに取り組んでいることに気が付くことが多い。その取組みを継続することが大事、まずは自分たちが提供している価値が何なのか。その価値を掘り下げたり、言葉にすることで互いが理解が深まり、また互いに優しくなれ組織も強くなる。SDGsの取組みの最初の一歩として、自分たちを知ることが何より大事」と回答されました。

今後もREC滋賀では、インキュベータ施設としての役割も持つ本学と地域中小企業支援機関であるの瀬田商工会との連携を深めたいと考えており、今回の取り組みがその第一歩になればと思います。